自分の2018年まとめ(勤務時間の話)

いわゆる1年のまとめエントリである。ここ数年、まとめエントリは書いてこなかった。理由は

  • 単純に感想を書くだけで改善を考えない
  • 書いても見直さない

からである。これは私が日々目標もなく生きているからではなく、目標というのは1年という長期スパンで考えるのではなく、もっと短期で設定・評価していくものだと考えているからだ。普段からセルフレビューで目標を立てているので、1年の終わりだからと言って特に語る事もない。あとスノーボードで忙しい←これが主な理由。

それではなぜ今年は書くかと言うと、2018年から仕事にかけた時間を正確に測るようにしたので、その評価を書く。

↓こんな感じで書いてた

記録のポイントは1つで、実際に仕事をした時間だけ書くこと。具体的には以下がいわゆるタイムカードと違う。

  • 以下は勤務時間に含めない
    • 勤務時間中に同僚と仕事と関係ない雑談をした
    • 仕事の移動中にスマホゲームやった
    • 仕事を少し中抜けしてプライベートの予定調整をした
  • 以下は勤務時間に含める
    • 休日に家で仕事をした/調べものをした
    • 勤務時間外に電話対応
    • 通勤中に仕事の調べ物をした

なので、会社に提出している勤務表の時刻と、この記録表の時刻は合致していない(会社に対してそこまで細かい勤務実績を出してられない)

この方式の目的は、実際に自分がどれくらい仕事をしているか自分が知る事、知ったうえで仕事にかける時間を減らし、他にかける時間を増やすのが最終目標である。

ちなみに、他にかける時間の目標を一応立てていて、例えば月に30時間は仕事以外の技術を勉強する事など。これについての報告はパスするが、うまくいったりいかなかったり、という事を報告しておく。

正味の勤務時間

2044時間15分でした。

こちらのブログによると、男性正規雇用者の平均は2,342時間/年なので、これよりは短いようです。一方、仮に残業なし、有給全取得を行った場合は、1日の勤務時間が7.5時間として年間勤務時間が1672.5時間なので、300時間弱の残業をしていることになるようです。

参考までに以下が計算表。お盆休み抜きの土日祝の数と、自社で利用できる年間の有給数を考慮し、勤務日数を算出。これに7.5をかけています。2018年は1672.5時間、2019年は1642.5時間。

総日数 土日祝 有給 勤務日数 勤務時間 勤務実績
2018 365 117 25 223 1672.5 2044.25
2019 365 121 25 219 1642.5 ?

300時間弱オーバーの原因

  • 有給を全て使い切らなかった
    • 7日くらい余ったので、これで7 * 7.5 = 52.5時間の損
  • 単純に残業した
    • 20時間程度×12 = 240時間程度残業したようです。

有給は置いといて残業の傾向を調べると、まんべんなくの残業ではなく何かの締め切り、例えば案件などの締め月などに残業が多くなっていることが分かる。それではその他の月はヒマなのか?もちろんそうではなく真面目にやっているが自分のペースで仕事をできているので、ある程度見通しが立つし、優先順位を自分で組み替えることが出来る。

すなわち優先度の低いタスクを後回しに出来る。これについては、もう少しがんばってそのタスクを終わらせた方がいいのでは?という説もあるのだが、それは勤務時間とのトレードオフなので、どちらを取るかは本人次第である。私の場合「取り掛かれそうだったらやる」くらいのスタンスだが、例えば絶対に残業しないスタイルの人なら、切り捨てるようなタスクはあると思う。

対策

話がそれたが、案件の締め月に残業が多くなっているのをどうにかする必要がある。これはつまり、顧客からの要望は優先度が高く後回しにし辛いからである。お金貰って動いている以上これは当然なので、案件の締め月は他のタスクの優先度を下げる、他のタスクをあまり予定せず、スケジュールにバッファを持たせておくのが重要である。

…という、いたって普通の解決策でした。

ただ、忙しい月を事前にマークし、そこにタスクが入りそうになったらあらかじめ排除を試みることは重要です。

なお、特に対策せず残業して残業代をもらう、という選択肢もあり、それも1つの生き方だが、その方法はやろうと思えば簡単にできるためここでは考察しない。

浮いた時間どうする?

自由に使わせろ。冒頭でも書いた通り「月に30時間は仕事以外の技術を勉強する」など、ある程度のイメージはあるが、何もない時間を作ることも大事なので、浮いた時間を全部梅に行くようなスケジュールにはしない。ただ、家に勝ってもやる事がないから残業する、になるのは良くないので、ある程度のイメージをもってとりくむ。

まとめ

特にオチはないが、こんな事をしています、考えています、という章会でした。この取り組みは2019年以降も続けていきたいです。

画面ショット取得ツールのSnipasteの素晴らしさを紹介する

何かを説明するときに画面ショットがあるとわかりやすいしtwitterに張り付けることでRTが伸びることも期待できます。一例は以下。

一方、文字入力と違って面倒で心理的ハードルが高い。よって、使いやすいツールを利用し、心理的ハードルを下げ、気軽に画面ショットが取得できるようにしています。

ツール検討

さて、Windows標準のツールも改善を続けているが、まだまだフリーソフトの方が使いやすいです。私が推すのはSnipasteです。Snipasteに落ち着くまで以下のツールも試したので、このエントリの中で比較を書いていきます。

なおこういった話題はエディタの宗教戦争みたいなものなので、戦争への積極的な参加をお待ちしております。。

画面ショット取得ツールに重視していること

人によって求めるものが違うと思いますが、普段使いできるツールとして以下を重視しています。

  • “動作が軽い”こと
    • 全ての動作が軽いことが望ましい。
      • 画面ショットを取得する
      • 取得が終わってすぐにファイルコピーできるorクリップボードにコピーされる
      • 連続して取得できる
      • ソフトウェアアップデートが軽い
  • クリップボードに画像を保管できること
    • いちいちtwitterに投稿するのに、ファイルをローカルン保管してからそれを指定するなどやってられないのでこれはヒス。
  • 機能が絞られていて迷わないこと
    • あまりに多機能で迷いが発生するようなUIだと嫌。また、まとめられる機能をまとめず、別のボタンにしているなども気にいらない。

画面ショット取得ツールで重視しないこと

画面ショット取得ツールの中には実装されているものがあるが、私個人は重視しないことは以下。

  • 遅延キャプチャ
  • SNSへの投稿
  • さまざまな画像形式への保管
  • 動画保管

多機能さは不要。私は使っていないが人によっては重視するかもしれない。

Snipasteが優れていることろ

控えめに言って神ツールであるSnipasteを褒めまくります。

めちゃくちゃ動作が軽い

タスクトレイ常駐型なので当然だが、ホットキーを押してから0.1秒くらいでキャプチャ可能になります。キーボードでホットキーを押して、その手をマウスに移動している時には既に範囲が選択できる状態である。とにかくノーストレス。

SnapCrab、screenpressoはこの点で脱落。起動にもっさりする、画面を選ぼうとすると少しもたつく、という印象がぬぐえずでした。screenpressoはもっさりというより、画面キャプチャするたびに自動で余計なことをされ過ぎるので嫌ですね…。

キャプチャ範囲が規定で選択される / キャプチャ範囲をピクセル単位で選択できる

キャプチャを開始すると、ウィンドウの枠になぞった形で自動的にキャプチャ範囲が選択されます。もちろん、正しくない場合が多いのだが、自分で微調整するだけでよい。これがない場合、自分でキャプチャ範囲を選択しなければいけないので大変面倒。screenpressoはこの機能が使えるのでよし。LightShotは…動作は軽んだんだけど、キャプチャ範囲を自分で選択しなければならず面倒だったので、ここで脱落。けど結構いい線いってました。

また、キャプチャ範囲境界を選択するときに、境界範囲が拡大されるので、Excelの罫線ぴったりにキャプチャできる。几帳面な人はめっちゃ重宝する機能。

モザイクをかけることができる

控えめに言って神。つーかこれこそがSIerがこのツールを使う理由になる。キャプチャした画像を範囲選択するだけで、モザイクがかかります。そのまま外には出せない画像をSNSなどにシェアする場合にこの機能が大活躍。

まとめ

以上。多機能ではないので褒めポイントは少ないのですが、褒めたところは一級品でノーストレスです。キャプチャ開始→範囲選択→モザイクや枠線を追加→クリップボード行きが最速でできるのほんとおすすめ。

その他ツールへの言及

  • WinShot
    • 画像自体に日次を埋め込むことが出来るのが最大の特徴ですが、今となってはちょっと古臭く、SIerのエビデンス取得の時以外は使わないかな。
  • SnapCrab
    • Sleipnirの会社が出した画面ショット取得ツールで一時期利用していたが、動作が固く、画像のクリップボード保管とファイル保管が切り替え辛かった。
  • screenpresso
    • 重い、ワークスペースとかいう機能があって使わないが表示されるので気になってしまう。シンプル感がなく、なんとなく重たいソフトに感じてしまう。このブログの動画を取っているのはこいつだし、多機能ではあるんだけど、気軽に画面ショットを撮れない
  • LightShot
    • Snipasteと同じようなコンセプトで動作速度も双璧。しかし…モザイク機能とキャプチャ範囲の固定で脱落。シンプルさはいいのですが、必須の機能が落ちているのが悲しい。あとインストール必須なのがちょっと嫌。snipasteはdropboxに配置するだけで、どのPCでもホットキーの再設定なく使えるのがメリットでもあります。
    • LightShotはこのブログで知りました→辿り着いたブログ用キャプチャーツール、LightShotとScreenpresso。機能比較と併用の魅力
  • Rapture(おにぎり)
    • 周りで大人気の画面キャプチャソフト。特に文句がないのですが…アイコンがダサい。信者に言わせると「アイコンは消そうと思えば消せるから!!!」とか力説されるのですが、そこまでして使いたくない。信者が周りに多いのが謎。

英語のPodcastが聞き取れないので、英語音声書き起こしサービスを利用して書き起こし→日本語訳する

タイトルの通りなのですが、TOEICがたったの785点しかないので英語のPodcastが十分に聞き取れません。

ここで思ったのが

  1. Podcastの音声を、自動音声書き起こしサービスに投げる
  2. 出力されたテキストを英和翻訳
  3. 日本語訳の完成

にすればいいんじゃない?と。最難関は自動音声書き起こしですが、それさえクリアできれば道は見える。日本語の音声書き起こしは前チャレンジして断念したのですが、英語やったらいけるやろ!と思いました。

試験対象のPodcast

On the latest All About 365 podcast – do you need to backup Office 365? | All About Office 365

です。Office 365 というマイクロソフト社のクラウドサービスをバックアップすべきかどうか、という内容です。技術的な話。音声は45分間、イギリス英語。

英語の音声書き起こしサービス

英語でぐぐってみたところ、以下のサービスが引っかかりました。

その他、いろいろな英語書き起こしサービスが紹介されているサイトもありました。

ひとまず、最初の書いた2サイトで試してみたいと思います。

Speech to Text Demo

IBMのWatsonを利用したサービスです。というかデモサイト?音声ファイルをサイトにアップロードすると再生が始まり、リアルタイムで翻訳される。なので、音声ファイルと同じだけの時間はかかる。特徴としては話者が2人以上いた場合に、どちらがしゃべっているかを判別して書き起こしてくれること。今回のPodcastは話者が2人でしたが、ちゃんと書き分けてくれました。

欠点は、技術的な用語を意図通りに書き起こししてくれなかったこと。Office 365を英語で発音すると、Office three six fiveなのですが、これがそのまま書き起こされる。まぁこれは仕方ないですね。一応、9つまで用語を定義し、事前学習させることが出来るのですが、今回のPodcastについては効果が薄かったです。

また、10分程度音声を読み込ませたところで通信が不安定になり、翻訳が止まってしまうことがありました。これもデモサイトなので仕方ないですかね…。5分程度に区切ればうまくいきました。音声区切りのためにOnline MP3 Cutter – 曲のカットと着信音の作成というサイトを使いました。今は何でもオンラインで出来るので便利。

Automatically Transcribe Your MP3 Audio to Text Online Vocalmatic

海外でかなりお勧めされていたサイト。ファイルをアップロードするとサービス側でテキスト書き起こしをして、終わったらメールで結果を知らせてくれる。どういう仕組みかは分かりませんが、音声ファイルの実時間よりも早いし、書き起こしも正確。Office 365 という音声も、しっかり”Office 365″と書き起こされている。裏で人間ががんばってるのか…?

早い!めちゃくちゃ性能いい!…のですが。料金が高い。無料で使えるのは30分だけで、その後は30分9$(1,000円)から。こりゃ仕事で使うもので、趣味には高すぎます。

動画サービスの音声書き起こし

さて、英語の音声書き起こしサービスを探してて思ったのがそもそもyoutubeとかMicrosoft Streamで音声書き起こしできるんじゃね?ということに気づきました。これらは動画サービスなのでmp3は利用できませんが、動画編集ソフトで静止画+音声を編集し、mp4など作ればOKです。

youtube

言わずと知れたyoutube。15分以上の動画をアップロードするのにSMS認証が必要なのでそれを済ませてアップロード。しばらくすると自動翻訳された字幕がつきます。翻訳精度はなかなか…なのですが、いかんせん出力形式がstrという音声字幕形式なので、文の途中で改行が入る形式となります。

改行を消すとこのザマ。

Google翻訳にぶん投げればある程度解析してくれるのですが、ぱっと見は見づらい…です。

Microsoft Stream

Offic 365 を利用している人なら、Microsoft Streamというのが使えます。これも最近、自動字幕作成機能が有効になったので、youtubeと同じように使えます。…まぁyoutubeに比べた時のメリットはSMS認証が不要なことくらいでしょうか。youtubeと同じく字幕テキスト形式で出るし、youtubeに比べて翻訳精度がいい、という事はありませんでした。

まとめ

こんな感じかな、と。

ツール ソース 音声認識AI 話者区別 出力形式 価格 その他制約
Speech to Text 〇音声 IBM 〇対応 〇txt形式(話者単位) 〇無料 5分程度に区切って処理
Vocalmatic 〇音声 独自 ×非対応 △txt形式(時系列単位) ×有料(30分1000円)
youtube ×動画 Google ×非対応 △str形式 〇無料
Microsoft Stream ×動画 Microsoft ×非対応 △vtt形式 ×有料(月額500円程度)

Speech to Text最強な気がしました。特に今回、複数話者のpodcastだったので、話者区別機能が非常に使えました。

ちなみに”Office three six five”と話者が発声した時の書き起こし結果はこちら。Office three six fiveは”Office 365″という固有製品なので、Office 365と書き起こしてほしい。

ツール Office three six five
Speech to Text Office three six five
Vocalmatic Office 365
youtube Office 365
Microsoft Stream Office three six five

Microsoft Streamさん、自社製品なんだから頑張ってください。

豪雪時の都市部チェーン規制についてパブコメ送りました

こんな話題がありまして。

大雪時のチェーン義務化、国交省(共同通信) – Yahoo!ニュース

スタッドレスでぶいぶい言わせてる僕としては「スタッドレスで十分!チェーン不要!」と脊髄反射し、他の雪山ユーザーも同様の意見でした。そして以下の通り、国の方でパブリックコメントを募集しているようなので「スタッドレス車は通行可にせよ!」という意見を出そうと思いました。

報道発表資料:チェーン規制等に関する改正案のパブリックコメントを開始します~「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部を改正する命令案」について~ – 国土交通省

が、国に言う以上はちゃんと考えて意見したいな~と思った結果、以下のようになりました。

本規制の目的を考える

国のリリースから引っ張ってきました↓

1.改正の背景
・ 大雪時における道路交通の確保を図ることを目的として、本年11月1日に国土交通省で開催された第4回冬期道路交通確保対策検討委員会で、大雪時の道路交通の確保のためにいわゆるチェーン規制を実施すべき旨が示されたことを踏まえ、道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(昭和35年総理府令・建設省令第3号)の改正を行うことを予定しております。

大雪時の道路交通の確保のためにいわゆるチェーン規制を実施すべきとありますし、各種報道にもある通り、昨年の大雪時の都市部国道での立ち往生事件の再発防止として考案された規制です。

昨年の事件を再発させないために何らかの規制を行うのは賛成です。緊急車両の通行を妨げるのはよくないし、雪が落ち着いて物流を復旧させようと思っても、路肩に落ちて動けない車があれば復旧が遅れるからです。

ただ、規制によってスタッドレスユーザーの自分が影響を受けたくない、という一心で、以下考えてみました。

対象のタイヤ種別

登坂力

ユーザーが一番かみついているのは”チェーンOK、スタッドレスタイヤNG”ということです。なるほど、確かにチェーンの方がスタッドレスタイヤよりも登坂力が高く、スタックしにくいかもしれません。しかしながら、大部分の一般ユーザーはチェーン未保有、スタッドレスタイヤであり、スタッドレスタイヤなら雪道だろうがゲレンデの坂だろうが、特に問題なく登れることを経験上知っています。実際、JAFのテストは以下の通りです。

JAF|交通安全とエコ|JAFユーザーテスト|雪道での登坂テスト

…まぁ二駆スタッドレスでは厳しいゲレンデもありますが、ひとまず街中レベルの坂なら”〇問題ない”と扱います。

見分け

遠目から見て、スタッドレスタイヤとノーマルは区別がつきません。よって、高速道路の入り口のようなチェックをしなければ、ノーマルタイヤユーザーが”ばれないだろう”とスタッドレスタイヤのふりをして規制を突破する可能性があります。

タイヤ種別まとめ

以下となりました。

種別 見分け 雪道の登坂力
チェーン チェーン ◎問題ない
スタッドレスタイヤ タイヤ 〇問題ない
ノーマルタイヤ タイヤ ×問題あり

ということは。解決策として、スタッドレスタイヤとノーマルタイヤを見分けることが出来るようになれば、問題が解消する事が分かります。ぱっと思いつく案として…

  • 1.国の認定のスタッドレスタイヤは、スタッドレスを分かる目印をつけることを許可する。そのタイヤを着用していれば、チェーンと同等扱いとする
    • タイヤメーカーとの協力が必要だが、利権が生まれるので意外と仕組みづくりが進むかも?
    • ノーマルタイヤで再現できては意味がないが、その場合はタイヤメーカーを処罰すればよい
    • 自力で目印を生成するようなユーザーはいないだろう、と予測
  • 2.運転手に対してスタッドレスタイヤ着用の認定証を国が発行できるようにする。
    • 認定証を発行するまでの仕組みづくりが大変そう
    • 外観で分からない、というデメリットがないため、ズルをする運転手はいそう

くらいでしょうか。2については、急ピッチで進められたドローン認定でも1年程度なので、結構時間かかりそうですね。1について、統一した印を作って生産までこぎつけるには時間がかかりそうですが、認定スタッドレスのタイヤ型番さえ決めてしまえば、ひとまず機能はしそう(自転車の職質みたく、いったん警察官につかまるというステップが必要になるが)です。

ただ、どちらにしてもコストがかかるため、スタッドレス解禁は次のステップであり、ひとまずはチェーンのみで規制が始まるのは仕方ないかな…と思います。

対象範囲の道路

ゲレンデへの道や、長野県北部などそもそもの豪雪地帯の道路は規制不要でしょ、と思います。理由として

  • ほぼ全ての車がスタッドレス以上の装備を着用している = スタックする車が少ないから
  • スタッドレスで登れないような坂でスタックしている車がいたとしても、市民生活に影響がない道路だから

からです。スタックを0にするならこれらの道路もチェーン規制の対象とすべきですが、実際にスタックの数は少なく、ゲレンデへの登り道でスタックしている車があっても日本国的にはな~んも不利益ないので介入しなくてよいと思われます。

逆に規制対象の道は

  • ノーマルの車がうようよしている = スタックする車が多いから
  • スタックしている車がある場合、市民生活に影響が出る道路だから

ような道にすべきです。市民生活に影響が出る道路かの判断は国交省に任せるとして、スタックしている車の多い少ないはJAFなど民間事業者に聞けば実績が提示されると思います。あるいは”該当都市の車の数とスタッドレスタイヤの売れ行き”とかでもいいですね。

まとめ

上記のロジックで規制対象の道路を選別してもらえれば、雪国のゲレンデに行くのにチェーンを着用する必要がある、という事態は免れそうです。1つ懸念として、東京都内の道路も規制対象になる、出発の日に東京に雪が降っていて規制が発動している、というシチュエーションがありますが、まぁレアケースかな、というのと、規制対象は国道なので、裏道使って高速の入り口までたどり着ければなんとかなる…(←危険思想

ともかく、大雪で物流が止まるのは国として不利益だと思いますが、納得感のある規制をお願いします。

18-19シーズン FIS Snowboard Worldcup Rule

NZでの大会から18-19シーズンのスノーボードワールドカップが始まったので追っていこうと思います。なお個人的にはX-GAMEやUSOPENの方が楽しみですが両方とも1月と3月の1回ずつであり、ワールドカップの方が試合数が多くてたくさん楽しめるので、こちらを追っています。

公式ページ

なおスノーボード業界の中ではワールドカップのプレゼンスはそこまで高くなく、表記上は最高ランクの大会であっても一部の有力選手しか出場しない大会もあります。一方、LAAXなど伝統のある大会は有力選手が集まりますし、単純に賞金が高いなどの理由で集まる場合もあるかと思います。

ルール関係翻訳

http://www.fis-ski.com/inside-fis/document-library/snowboard/#deeplink=rulesにPDFファイルでいろいろ置いてます。

  • Rules for the FIS Calendar, FIS Calendar and Registration Fees
    • 日程の決定ルールと、年間登録費
  • AdvertisingRules_FS_SB_Saison2018-19_Neutral.pdf
    • 広告出典時のルール
  • Continental Cup Rules Snowboard
    • 各地域ごとの地元枠規定や、大会に帯同するコーチの人数とか、会場が用意すべき選手に対しての環境など。
  • FIS Judges Manual Snowboard
    • 16-17だが、技基準について記載あり。
  • FIS Points Rules Snowboard
    • ポイントランキングシステムについて。1位は1,000ptで2位は…など。
  • FIS Super Series Rules Freestyle Skiing and Snowboarding
    • 16/17シーズンの最終戦についての特別褒賞について
  • International Competition Rules (ICR) Master Snowboard
    • 13-14シーズン、30歳以上を対象に行われるFIS Mastersのルールドラフト。
  • International Competition Rules (ICR) Snowboard
    • 大会規定や採点規定
  • International Competition Rules (ICR) Snowboard marked-up
    • 大会規定や採点規定(マークアップ版 = 重要な箇所に印をつけたバージョンの意味だが、そうは見えない)
  • Precisions and Instructions Southern Hemisphere Snowboard
    • 18-19の南半球シリーズが始まる前時点のルールブック修正点について(前後比較)
  • SpecificationsforCompetitonEquipment_Neutral.pdf
    • 用具規定
  • World Cup Rules Snowboard
    • 開催地規定
  • CommercialMarkingsonClothingandEquipment-VisualGuideEditionJune2018_English.pdf
    • 広告出典時のルール

大会をライブ観戦して盛り上がるため、どの技をすればどれくらい点数が出るかのジャッジ基準が知りたいです。ということで、ジャッジ基準を知りたければInternational Competition Rules (ICR) Snowboardを読めばよさそうです。

International Competition Rules (ICR) Snowboard抜粋

ひとまず気になるところを抜粋しました。なおひとまず146ページ~157ページ、 “2800 Big Air”の章に絞って読んでます。

2801 Technical Data

台の推奨スペックが書いてあります。

2802 Big Air Site

試合の前日に練習日を設けることとか、台を飛べるのに十分なアプローチを設置することなどが書いてあります。

2803 Training

試合当日(?)のトレーニングは義務であり、回数はライダーズミーティングで決める

2804 Competition Format

試合形式。詳しくは割愛ですが、W杯ランキングによってヒートが分かれるなどの規定がある様子。

2805 Execution of a Big Air

悪天候でファイナルが中止になった時は予選の順位を採用するよ、とかの規定。

2806 Competitors’ Equipment

ビブとヘルメットつけろよ。

2807 Public Address System

音楽を流す場合は、アプローチの上の競技者まで音楽が聞こえるようにすること。なんだこの規定w 音楽はテープかCDじゃないとだめだそうです。iPhoneだと怒られるんかな…。

2809 Big Air Judging

3人から6人のジャッジがそれぞれ点数つけて、6人の場合は最高点と最低点をカット。5人以下の場合はそのまま。採点基準は”2811 Judging Criteria”に従う事

2810 Big Air Scoring System

100点満点で、同点になった時は全てのRUNの点数を考慮するよ。それでも同点の場合はビブの番号が若い順。

2811 Judging Criteria

重要なのはここです。ジャッジ基準と点数のつけ方が書いています。注目ポイントを抜粋すると…

  • In Big Air, Amplitude is not just going “BIG” but landing the trick on the decided “sweet spot”.
    • ただ大きく飛ぶのではなくスイートスポットに着地すると高得点
  • Showing good amplitude is by “popping” of the kicker and having a good trajectory in the air, not to flat.
    • キッカーで蹴って高さを出してスイートスポットに着地する
  • Preforming grabs can change the difficulty of the trick. Boning or tweaking can increase the difficulty and also where you grab on the board and what hand during different rotations.
    • グラブかえたりボーンやトゥイークすると高得点
  • “The trick should look easy”.
    • トリックが簡単に見えるほど安定している事
  • Try making tricks that nobody else is doing……
    • 誰もやったことがないトリックを期待している…
  • Consideration
    • シーズン中に継続してジャッジ陣はコーチを集めてトリックについての意見を聞く(大会毎に、ではない)。”難易度”の基準は主観的になりがちだが、ジャッジは自分の意見をもって毅然とした態度でコーチに接する事
  • ランディング減点基準
    • 1 – 9 point for minor fault: hand rag
      • お手付き
    • 10 – 19 points for medium fault: two hands down, reversing the trick due to instability
      • 両手でお手付き、着った後に板返しちゃう。
    • 20 – 29 points for major fault: body contact with the snow
      • 体が雪面につく
    • 30 points for huge faults: the board is not the first thing to touch the snow A deduction by
      • 板から雪面じゃなくて、体から着地
  • DEAL Scores
    • After the judge has put in the score, he/she will analyse and evaluate each Criterion.
      • それぞれ個人で点数を付けた後、その点数をジャッジ陣に対して公開し、それぞれで評価をしてから発表する事。

いやー面白いっすね。

で、1点気になるルールが書かれていない。それは”18-19シーズンからW杯もX-GAMEと同じく、4種類のジャンプ(FS,BS,CAB,SB)じゃなく2種類のジャンプ(時計回り、反時計回り)”で勝負しなければならない、というルールです。NZの時からこれは採用されたのですが、マニュアルには書いてない…と思って探したらPrecisions and Instructions Southern Hemisphere Snowboardにありました。どうやらこのPDFが18-19シーズンから採用されたルールが差分で書いてあるドキュメントのようです。

2804.3.4 Finals: (minimum 10 Men / minimum 6 Ladies – best 2 runs out of 3)
In the finals, minimum ten (10) men and minimum six (6) ladies will have the
opportunity to take two or three jumps. Only the two highest individual scores will
count if three jumps are performed. If only two jumps are performed, highest
individual score will count.
……..
Different jumps are defined as follows:
– a different direction of approach to the jump i.e. regular / normal stance or
switch stance.
– a different direction to take off i.e. Frontside or Backside
– FS, BS, SS and Cab for Ladies
– Clockwise and Counterclockwise for Men
– Straight front flips / straight back flips
– Once a rider adds any rotation it becomes a different direction of take off

男子は2種類、女子は4種類みたいですね。

まとめ

ちょっと読むのが大変ですが、ルールブックを見て納得するところもあるので、スノーボードW杯を楽しむなら読んでみてもいいでしょう。

余談:FIS Judges Manual Snowboard抜粋

9.1 Glossary of tricksに技基準とその判定方法があるので面白いです。

FIS Judges Manual Snowboard

日本スノーボードトリック検定&認定協会(JSTAAA:ジェイスター)について

表題の団体をご存知でしょうか。私は今年の9月初め、広島クエストに遠征に行ったときに「何やらそういう動きがあるらしい」という話を聞き、ちょうど帰りの飛行機の際に正式に発表されたようです。

なお、協会設立は2018年7月24日、Webサイトのドメイン取得は8月24日にであるため、割と急ピッチで準備が進められてきたのかな、と思います。

日本スノーボードトリック検定&認定協会(JSTAAA:ジェイスター)とは?

さて、まずこの協会の目的は以下のようです。

[協会設立のご案内 – freestylesnowboarding-jstaaa ページ!](https://www.jstaaa.com/2018/07/27/%E5%8D%94%E4%BC%9A%E8%A8%AD%E7%AB%8B%E3%81%AE%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85/)

なぜこのような協会を立ち上げたのか?それは、趣味でスノーボードトリックを楽しんでおられるトリック愛好家の皆様に、「検定」という目標を持ち滑っていただくことにより、日々のスノーボードが更に楽しく充実し、そして気付いたら安全にレベルアップしていた。そう感じていただける場を提供したかったからです。現在、選手としてご活躍をされている方々が引退した後にも、熟知されているフリースタイルトリックの指導者としてスノーボードを続けていくことの出来る環境を提供していく事も私たちの取り組みの大切な一つだと考えております。更には、スノーボードを楽しむ方々が増えることにより、業界の発展、リゾート様の発展に寄与していくことも私たちの思いでもあります。

なるほど。要約すると

  • “検定”で技のレベルを定義し、目標と出来る指針を作る
  • 目標を与えることで、初心者~中級者に何を練習すればよいか提示する
  • 初心者~中級者が”検定=試験”という分かりやすい目標に向かって練習に励めるようにする
  • それを下支えできるよう、各地のスクールで”検定”の対策練習を提供する
  • 結果的に目標をクリアできる達成感があり、やる気が出る。
  • スノーボード人口が広がり、コーチ陣も飯が食えるようになる

が狙いかなと思います。

私の考え

その前に「お前何者だよ?」って言う質問に答えると、ただのサンデーボーダーです。2011年あたりに池の平に通ってました。

さて、私の考えですが、協会設立の目的に賛成です。理由は以下。

1. 飯が食える仕組みを作るのは重要

歴史の浅いスノーボード業界ですが、これまではカリスマ的なムービースターやお色気満載のガールズグループなど、それぞれがそれぞれの特色を打ち出してファンを獲得し、飯を食ってきました。しかしながら、昨今の競技性の高まりから、実力でもある程度上位に入らないと世間一般への認知度が向上せず、老後ずっとスノーボードで飯を食ってのは難しいと思われます。

他のスポーツ業界を見ても、元フィギュアスケーターの浅田舞は日本でTOP5に入り競技で目立った後、キャスターに転身してますし、水泳選手の寺川綾もオリンピックで銅を取ってからキャスターに転身しています。つまり”最低限日本TOPランクじゃないと元競技者として使ってもらえないぜ”ということです。

※ あるいは田中幸や岩垂かれんクラスの美貌

といっても、様子見でBSトリプルコーク1440が打たれる今、普通の20代後半~30代のライダーが実力で10代ライダーに勝ってTOPランクに入るのは難しいと思われます。

それならスノーボード業界の中で飯を食っていくしかないですが、今の候補だと

  • スノーボードメーカーの営業
  • ゲレンデ運営会社やオフトレ施設に就職

くらいで、これらのパイも縮小傾向であり、拾ってもらえるかどうかわかりません。また、元オリンピック選手・元ナショナルチーム、といった肩書が力を持っていく中「石打丸山でブイブイ言わせてました」くらいがウリのライダーがどこまで重宝されるか疑問です。そこで、スノーボードで飯を食っていくモデルケースの1つとして、”フリースタールのレッスンプロ”が増えるのは、単純にライダーにとって歓迎でしょう。

2. 教えられる側にとってもよい

私の周りの観測範囲ですが、パークが上手くなりたいスノーボーダーは非常に多いです。が、それに対してパークをうまくなるためのスクールが充実しているかというと、そうでもない。フリースタイルのスクールがないわけではないですが、教え方がそれぞれ我流なのと、教師のレベルがまちまちであると感じます。初心者にとって不幸なのは、教える&技が下手な先生に当たって、それを目指して頑張ってたら遠回りだった、というやつです。

SAJやJSBAといった教師のランクが正確に定められていて、ゲレンデとも密に連携しているスクールだと安心ですが、元々パークを教えるスクールじゃないので、基礎的な滑りの練習ばかりでパークスキルは教えてもらえなかった、という話も聞きます。

まとめると

  • 勝手スクールはバクチ要素が高い
  • 公式スクールはパークを教えてもらえ何

となって、結局我流でがんばって怪我したりうまくならなかったりします。

ちなみにクエストに毎週通うレベルだと”あそこのゲレンデのあのスクールのあのコーチはいいよ”という情報も回ってくるのですが、その時点でもうスクール通うレベルじゃなかったりします…。こういう情報が一番欲しいのは初心者であり。

3. 技の難易度を定義したのがよい

難易度と技の種類が適正かは置いといて、技の難度を定義したのは良かったです。日本人って資格とか好きなので、こういう風に定義するとJSTAAAに批判的な人もあーでもないこーでもないって盛り上がれます。小学校の時の縄跳びの級を思い出しますね…と思ってググったら、まさにJSTAAAみたいなのがあったwww これも1級ごとに認定料3,000円とかかかるんだろうかw

なわとび検定 級 of 特定非営利活動法人JNF日本なわとび競技連盟

4. 全ての技をクリアしないとレッスンプロを名乗れないのがよい

一番難しい級だけ取ればいい、というのじゃなく、簡単な級から順番に取得しなければいけないのが、仕組みとしてはよいと思います。レッスンプロを名乗る以上、受講者がやりたい技を教えられる必要があり、受講者が”FSやりたい!”と言っているのに自分が苦手だから教えられない、というのはダメなわけです。

もちろん、1つの技を突き詰めてスタイルを出して行くのもいいと思うのですが、そういう人は映像の世界で生きてもらって、こっちは一般向けのレッスンプロなので、検定で定義されている技を出来るようにするのがお仕事。

5. 回数制限があるのが良い

1つの級につき2つの技が対象で、計4回の試技で成功すればよい。つまり2種類の技を4回中2回成功させなければいけない。スノーボーダーあるあるで「〇〇メイクった!」で映像にも残しつつ、実は5回に1回しかできなかったりなので、ここで落とされる人が多そう。

ということで、3~5を総括するとレッスンプロライダーの参入障壁は比較的高く、実力も高いのではないか、と思います。ライダーでも片方向のスピンが苦手、という人がたくさんいるし、さすがにF7,B7,CAB5,SW5できて、ジブ技も全部できるやつが実はフリーランへたくそ、というのはないでしょう(全然自分のスタイルを持ってない、って可能性はあるが)

とはいえ、JSTAAAの現状

ここまで肯定的に書いたものの「んじゃ検定受けるわ!」とはならないです。

理由その1. 検定料が高い

一級毎に3,000円程度の検定料が必要なので、10つ受けると30,000円!特にレッスンプロになる予定のない人には高すぎます。

理由その2. セルフで認定しあえばいいんじゃない?

折角作っていただいた技難易度表を利用してセルフジャッジで楽しむことが出来ます。スケートゲームとかこれを基準にやっても面白いかも。

理由3. JSTAAAが存続するか分からない

レッスンプロにならない人に必要ないのは当然ですが、現状では”JSTAAAのレッスンプロになって飯食っていこ”と思えないのが現状じゃないでしょうか。今の所スクールも2か所だし(これならKINGSグループの息のかかったスクールの方が多いのでは?)、レッスンプロになって飯食っていけるかが不透明なのに、高い検定料払って認定受けないでしょう。もちろん、JSTAAAが大きくなれば人も集まりますが、人が集まらないと大きくできない。今、理事のメンバー達で必死に自分の知り合いに声かけているのが想像できまます。

とはいえスノーボード業界、私が想像もできないコミュニティもあり、某ハマコーが一部界隈で崇められていたりするので、検定プログラムが一部ユーザーに大人気で、検定料ががっぽがっぽ入ってくる、というストーリーもないとは言い切れません。

まとめ

理事の一人がネクストステージと銘打った割には泥臭い感じの取り組みでしたが、今後どうなるかを興味深くウォッチャーしていこうと思います。

50万円かけて海外イベントに行く意義

ということでigniteに行ってきました。Igniteとはマイクロソフト本社が開催する3大イベントのうちの1つであり、アメリカはフロリダ州オーランドにて、5日間にわたって開催されるイベントです。

そこで発表された技術的な話は置いといて、今回は表題の話をします。

旅費と参加費

合計で50万です。イベント参加費が25万程度。航空券が往復20万、ホテルが5万円程度でした。さて、会社視点だと1週間社員が不在でコストが50万+出張費など。イベントに行く意味は、技術セッションに参加するためですが、その技術セッションは後日公開され誰にでも見ることが出来る。となると「え、後で無料で見れる技術セッションを生で見に行くだけのために、50万もかけて参加するの?」となります。ここでは、こういった会社視点に対する反論を参加した立場から考えます

現地でイベントに参加する意義

1. 同じくらいの時間をかけて情報をまとめるのなら、現地に行く方がいい

確かに、後からイベント動画を見て情報をまとめれば、現地でセッションに参加したのと同じくらい知識が得られるとします。んじゃ、そのイベント動画を見て情報をまとめる時間を会社が確保してくれるのかよ?という話です。例えば、Ignite動画チェックチームを作って、事前のセッション下調べ、スピーカー情報下調べを行い、Ignite開催中は公開される動画を手分けして見て、フィードバック資料にまとめる。

それくらいのチームビルディングが出来ればいいですが、こんなのを業務の片手間でやるのは厳しい。実際、今回現地組は毎日4,5つのセッションに出て、単純計算で20~25時間分くらいは情報を得ている。これは片手間では無理でしょう。となると、工数を確保して”業務”として取り組む必要がありますが、そこまで工数を確保してエンジニアを動かすなら、現地に行ってしまった方が分からないことをその場で聞けるし、何よりエンジニアのモチベーションが上がると思います。

仮に会社のスタンスが「生の情報を見なくても、後から他の人が情報をサマってくれるのを見た方が楽やし労力の無駄やん」だと、悲しいですね。

2. 自説に説得力が増す

今回、解決策を教えてくれるはず、と期待して参加したセッションで「みんなやりたいと思ってるけど、まだ出来ないよ」と言われたものもありました。ああ、やっぱりダメなんだな、と思うと同時に、はっきり言ってくれてよかったなとも思えました。

日本で、自分で調べてどうしても出来なくて、サポートに問い合わせても「出来ないよ」と言われるんですが、又聞きだと「本当に開発者に聞いてくれてるの?」と、腹落ちしない所があり…。自分の検索や考え方が足りないんじゃないか、ってもやもやしながらお客様様に「出来ない…です(多分)」と伝えます。

こういうイベントで開発者が「無理!」って言ってくれると、もやもやも一気に晴れるし、セッション終わりにディスカッションする事で今後の予定も聞くことができる。ここまでやれば「本国で製品作ってる人が無理って言ってたんで無理です!ま~時期は明言してなかったから気長に待つしかないんじゃないですかねハハハ」なーんて大手を振って報告する事が出来ます。

これ、動画を見ても同じような効果が得られるのでは…と思ってメリットかどうが迷ったのですが、僕の感情として動画だけ見るより全然腹落ち感が違ったので、メリットとしてあげました。あまりにスピーカーが間違った事言えば会場の雰囲気が不穏になるし、あと自分が後で質問して再確認してた、ってのが大きかったかもしれないですね。

3. コネクション

「俺も同じような事を問題だと思ってたんだ。またちょいちょい連絡していい?」って言うと、大体連絡先を教えてくれます。こうなると、業務上で困っていることを聞いたり、最新の情報を得たりしやすいのかなぁ…って思いました。個人的には情報クレクレくんだと後ろめたいので、こちらも何らかの情報を発信すべきだと思いますが…。

もちろん、イベントに行かずともtwitterやLinkedInでつながることも出来ますが、顔を合わせて話すと一気に距離が縮まって、手っ取り早いのは確かです。

4. 人に色がつく

各セッションの説明から、スピーカーの経歴を見ることが出来ます。あと「俺が責任者で、最新情報はここに書いてるよ」と言ったりしてくれるので、情報ソースに格付けが入ります。「俺が検索して適当に見つけた英語ブログ」じゃなく「Igniteで登壇するほど信用があるエンジニアが書いているブログ」に昇格するので「信用できそう」度が増します。まぁこのメリットは「2. 自説に説得力が増す」と同じですね。

5. 同僚への引き上げ効果

大体こういったイベントに行きたがる人は情報発信もするので、帰国したら情報をまとめて必要な所に連携してくれる事が期待されます(つーかそれくらいはイベントに行った手前、やるべきだと思う。)その時の情報の格付けが「アメリカ本国のイベントに出席して、現地のエンジニアと会話して持ち帰った情報」か「個人的にイベント動画を見てまとめた情報」かで受け取る方の意識も違ってくるのかな、と思います。

そんなわけで、来年もイベントに参加するために、「50万かけていく価値あるの?」に対して反論する形で意義をまとめてみました。

最後に。1週間で50万使ってはい、終わり、じゃないと思います。イベントによって湧き出た意欲だったり、他の人に与える影響だったり、このイベントに参加した知識が半年後の提案に活かされたり、そういった所が全て、イベントに参加した時のメリットになります。1週間のイベント参加で、その後1年、複利的にメリットが増大すると考えれば、全然安いんじゃない?と思います。逆に言うと、イベント行っても自分が変わらなかったり、周りに対して影響を与えられなかったりする人は、(その人が好きでイベント行くのは自由だけど)会社としてお金を出して行かせてあげるものなのかな…と思います。

参考:有償のITカンファレンスに参加する意味を考える

半月板が微妙らしいのでメモ

冬に向けて膝のMRIを撮った結果「う〜ん、半月板…傷ついてるね…」と医者に言われました。”怪我とリハビリ”ってカテゴリにこれ以上エントリ追加したくないんですが…。あ~やだな~

経緯

最初に違和感を感じたのは、去年(2017年)10月にスクワットやってた時。ただ、それは今までに経験したような違和感だったから放置して、完全に違和感が取れた後、イエティやかぐらにシーズンイン。12月の白馬で地形ジャンプしたら違和感再発。二週間ほど寝かして野沢でフリーランしたけど、その時にやっぱ再発して。
その後は悪くなる一方で、正月の長期トリップでは結構大変なことになってました。

痛みの状況

痛みの法則として

  • パウダーだと大丈夫
  • 圧接バーンでしっかり板踏むと膝に負担あり
  • ガタガタで固い地形を踏むと一発アウト
  • キッカーでちゃんとランディングできればセーフ
  • テーブル落ちはアウト

な感じ。日常生活では

  • 階段上り下りはOK
  • ジョギングすると500mくらいで痛み
  • ひどいときは、横断歩道をダッシュすると違和感

です。シーズン中は毎週滑ってるし、寒いし筋肉固まるのもあって痛みは引かず。夏になれば筋肉ほぐれて違和感なくなるやろ~と思ってましたが、かなり痛みは引いたものの痛みが出やすい状況には変わりなかったので病院行きました。

MRI結果

左ひざの半月板がちょっと良くない、とのこと。いわゆる”損傷”というレベルではなく(損傷なら曲げ伸ばしで引っ掛かりが出るぽい)傷はついてるし炎症も起こりやすい状態。正常な時と違って傷がついてる分、ここから一気に割れたりしやすくなってるようです。
対処法は特になく、膝に痛みが出ないようにしましょう、筋トレで鍛えましょう、痛かったらやめましょう、というテンプレ診察。

手術で治す?

お医者さんが言うには、手術で治すほど悪くはない、と。手法として、破れた半月板を縫って元通りにすることもできるんだけど、半月板の3/4は血流が悪くて難しい(おそらく、手術して完治する確率が)から、縫わなくていいならその方がいい、と。再生手術とかも、今はまだ出始めだからねぇ、と。とにかくリスク負って何かするほどは悪くないようです。

その他

靭帯の損傷など、その他の部位は問題ない様子。

まとめ

半月板は神経がないので、痛みが出ているとすれば、半月板の働きが悪くて膝への負担がかかってしまっている事。
こっちとしては運動するとすぐに違和感発生するのをなんとかしたいんだけど、今のところ運動トリガーで痛みが出る状況。

  1. 実は膝の奥に炎症が残っており、しっかり治療すれば痛みが出るのを遅らせることができる
  2. 今で炎症は完全に取れており、運動するとすぐに違和感出るのがデフォになってる

のどちらかかな、と思ってます。まぁ2な予感がするなぁ…。
お医者さんから話聞いてその場でいろいろ質問したけど、帰ってから考えとまた疑問が出てくる状況なので、一度整理してまた質問しに行きたいと思います。…会話録音しときゃよかったな。
ひとまず対応として

  1. 筋トレして膝の筋肉を鍛える
  2. 痩せる

の2つを進めようかなーと思います。
筋トレで保護できるかってのは怪しいですが、右足首が弱いのは今のところ筋トレ効果あるのでやってみようかな、と。ただ左肩の脱臼、これには無意味ですね。今回は右足首パターンなので効果あるはず。

床拭きロボット ブラーバを購入して半年くらい使ってみた感想

床拭きロボット ブラーバ 300シリーズ | アイロボット公式サイト
こちらです。

購入の動機

元々部屋が汚い事は自覚していたので、部屋をきれいに維持しようと週に2,3回は掃除をしようと心がけていたが、ぶっちゃけそんなに掃除しなくても目に見えて汚れないし掃除のやりがいもない。掃除のモチベーションが下がっていたがこれだと元に戻ってしまうので、ルンバ的なものの購入を検討していた。
しかしルンバは7万~8万のでさすがに躊躇。そこで検索してブラーバを見つけた。これなら3万弱で購入できるうえ、部屋がすべてフローリングならルンバよりも掃除能力は上との記載もあったので、ブラーバを購入。

感想

めちゃいいです。自分が掃除するとき、スペースの広いフローリングの中央はよいが、部屋の端やベッドの下など、掃除がし辛い部分に気を遣うのが面倒でした。この点、ブラーバは…

  • 部屋の端は壁にぴったり密着して拭きあげてくれる
  • 端に密着できなかった場合も再チャレンジして結果的に拭きあがる(センサーで部屋の壁の位置を取得する)
  • 高さが低いので、ベッドの下は難なく潜り込める

ときれいに掃除してくれます。人間のように一筆書きの効率のよいルートで掃除する、というより、何回も同じルートを通って繰り返し掃除することで、結果的に綺麗にする。その分時間はかかりますが、動くのは自分じゃないので問題なし。
ブラーバは拭き掃除に特化した作りで、製品付属のぞうきんのようなものを裏にセットして動かすのだが、これを毎回洗うのが面倒なので、裏に使い捨てのクイックルワイパーをセットしてドライモードで動かしてます。

よってランニングコストも低い。というか、元々クイックルワイパーで掃除したので、コストは同じ。
あとめちゃくちゃ静かです。ドアを閉めると音が聞こえないくらい。…といってもブラーバの仕様上、自分から壁にぶつかって部屋の広さを把握するので、その時がゴツっと音がします。
ベッドと壁の間など、ブラーバが物理的に入れないくらい狭いところは掃除できないので、ここは自分で掃除します。あと、引き出のドアのレールなど、フローリングではなく凹んだ所も無理なので、ここも自分。

何回か動かせば、ブラーバが掃除できないところが分かります。といっても、元々モノが少なかったので、ほとんどの場所は掃除してくれます。

気を付けるところ・改善点

バッテリーです。製品的にはドライモードで20畳?40畳と謳っていますが、実際に家具が置いてある部屋ではそこまで稼働できない気がします。理由としては、家具や部屋の形が複雑な場合、部屋の形を把握するまで、何回も同じ場所を掃除するからです。よってマンションとかで1回の掃除で全部屋を掃除したい場合は、出来る限りモノを置かず、ブラーバが迷わないようにする必要があります。
僕の場合、1回での全部屋掃除はあきらめて、掃除しない部屋のドアを閉めてブラーバに”壁”と認識させ、限られたスペースを掃除させてます。電源が切れるとその場でストップするので、どこまで掃除したか分からずまたやり直しになるんですよね…。そんで充電には2時間ほど必要。この点では、自動的に充電スタンドに戻るルンバに分があります。

まとめ

バッテリーは難ありですが、この価格で自動掃除ロボットがゲットできるのでいい買い物だと思いました。ロボットが掃除しているのが可愛く、愛着も沸いているので、これからも使っていきます。

レンタル自転車で会社→家まで帰宅した感想

最近都内の移動にレンタル自転車を利用しています。仕事で2km~3km程度の距離を移動する場合、歩くには遠いけど、電車だと非効率。タクシーを使うお金はない。レンタル自転車なら、最短距離で移動出来て快適です。
このレンタル自転車、都心のオフィス街が主に乗り降りできるポートだったのですが、最近になった郊外までポートが広がり、自宅までレンタル自転車で帰れることが発覚しました。てことで、好奇心がてらレンタル自転車で自宅まで帰ってみました。
なお私の会社<->家の距離は10km強で、たまーに自分の自転車(クロスバイク)で自転車通勤しています。

レンタルした自転車

こちらです。

HELLO CYCLING -どこでも借りられて好きな場所で返せる自転車シェア
レンタル自転車といえば赤い自転車が有名で私もよく利用していますが、

東京・自転車シェアリング広域実験(千代田区・中央区・港区・新宿区・文京区・江東区・品川区・大田区・渋谷区)
私の自宅近くにポートがなかったので、普段利用しないHELLO CYCLINGを利用しました。

感想

まず自転車のスペック。スペックというか写真ですが。
赤い自転車よりも大きく、速度が出そうです。実際、普通に漕いでいると電動アシストONで18km/hくらい出て、赤い自転車よりも早い感じがしました。赤い自転車と違って3段変速がついているのがよいです。下り坂でがんばって漕げば20km/h超えましたが、電動アシストが効かず汗だくになるのでお勧めしません。
使い方は簡単で、赤い自転車と同じく事前登録で4桁の番号が発行。それを自転車のタッチパネルに入力すれば使用できます。前かごあり荷物を入れれるのも便利。
結論から言うと、会社から自宅まで1時間くらいでした。今回、金曜の夜に自転車を借りて帰ったのですが、もし電車なら金曜夜なので遅延や酔っ払いなどでイライラしていたところ、快適に帰れたのがよかったです。バッテリーは4時間くらい持つ様子で、外れの自転車じゃなければ家まで電動アシストで帰れます。とはいえ、自分のクロスバイクだともうちょっと早く帰れるかな。

注意点

自転車の数が少ない。

これは赤い自転車に比べると大きな欠点で、うちの職場の最寄ポートは2台しか自転車がありません。なので「よっしゃー終電逃したけど自転車で帰ろ!」と思ったら自転車が0台、という悲劇もあり得ます(終電逃している時点で悲劇では)。また、自転車を返却するときも、返却するポートに空きがないと返却できません。これも悲劇で、家の近くのポートに返そうと思ったら返せず、遠くのポートに自転車を返して家まで歩く事になり、レンタル自転車の意味ないじゃん、となります。

ポートが少ない。

実は僕の自宅の最寄りの自転車ポートは1km近くあり、歩かなければなりません。自転車通勤のメリットって自宅から目的地までドアtoドアで自転車移動できることだと思っているのですが、自転車ポートに自転車置いて最後は歩きだとメリットが半減。

寄り道できない。

寄り道してもいいけど、その時間分課金されます。自分の自転車で通勤しているときは、帰りにヨドバシ寄ってちょっと見ていくか~が出来ましたが、このレンタサイクルだと難しい。一度返却すればいいですが、近くに自転車ポートがあるとは限らないしね。

まとめ

ということで、現状、赤い自転車よりも台数が少ない事でデメリットが生まれていますが、終電を逃したときの非常手段、または自信を持って終電を逃せる手段として、24時間働かなければならないビジネスマンの大きな味方だなぁと思いました。