実際に失敗して学んだほうが効率がよい

後輩と一緒に仕事してる時に「おい、今のまま進めてたらミスってたぞ。次から気をつけよう」ってことがあるんですけど、何回言っても治らないんですよね。まぁ僕も昔同じようなミスをしてたし、気持ちは分かるんですが。

こういう時、もう注意するの面倒になったからわざと注意せずに実際にミスって痛い目見てもらったほうが早いなぁなーんて思うんです。まぁ僕が同じミスを昔やってるので、会社的には同じミスを再発させちゃう会社ってことでダメなんですけど。

これってよくある話で、実際にミスってから「あ~◯◯さんが注意しろって言ってたなぁ」みたいなね。けど実際に失敗したほうが印象に残るし、効率いい気がするんですよ。時間は有限だし、同じ注意を5回聞くより、1回失敗したほうが次に進むの早いもんね。

問題は失敗した時の影響であって、1回の失敗で始末書とかその他もろもろ発生しちゃう場合は、さすがに失敗できないし地道に注意するほうが組織としてコストが安くなるので、失敗できない。そういう意味だと、失敗してなんぼ(失礼)のベンチャーの方が、仕組みとして失敗を防げる(そして失敗すると影響の大きい)大企業に比べて、個人の成長は早いのかなぁと思いました。

逆に言うと、研修期間とか、初心者期間とか「失敗していい場」では積極的に失敗したほうがよいなとも思いました。


スノーボードの話で言うと。

今シーズンも集中治療室送りだったり足折って3ヶ月歩けないとかって怪我をしてる人がいるんですけど、全員1回も大怪我したことのない人なんですね。僕も含めて1回大怪我した人は慎重になるというか、安全確保ラインが上がってリスクを避けるようになるので、2回目はないんだろうなぁと思います。

ということで友達と話した結果「即入院クラスで一番軽い怪我をするのが大事」ということになりました。まーしかし即入院しないといけなくて、一番軽い怪我って何よ!?って話ですが。

アイスウォーターチャレンジの気に入らない所を考察する

アイスウォーターチャレンジとは

1.指名されたら24時間以内に氷水を2杯かぶるか、1万円をどこかへ寄付する。 2.次の人を3〜5名指名する。

である。アメリカのローライダー(違法改造車乗り=ウェーイ系の人達)の間で広まって、その波が日本にもやってきたらしい。アメリカでの初出は2014年6月中旬くらいなのかな?雰囲気わかるようにgoogle画像検索の結果を張っておきます↓

icewater

もうこれだけで「うわぁ…」という感じでネットで即炎上しそうであるが、facebookがメイン戦場であること、ネット系の人はそもそも指名されないことよりあまり騒がれていないが、今回はこれに噛み付いてみようと思う。

まず、基本的な炎上要素として

  • 不幸の手紙方式の指名方法(ネットじゃ一番嫌われる)
  • 氷水を2杯かぶるという別に辛くはないのに「罰ゲーム」やってまーす、というアッピル感
    • 一気飲みと同じようなノリ
    • というかこれ、ガチ真冬だったら誰もやらないっしょ。
  • 写真から伝わる「俺たち楽しんでま~す!次はお前だ!」というリア充感(これは主観の問題だけど)

を満たしていると思います。ここらへんはよくリア充がやっている事で、感情的に気に食わないってやつです。それに加えて、今回はやらなかったら100ドル(約1万円)をどこかへ寄付する。これに注目したいと思います。

仮説

例えばこれが

  • 1.指名されたら24時間以内に氷水を2杯かぶる。
  • 2.次の人を3〜5名指名する。

なら「勝手にやってるなぁ」で終わるのですが、

  • 1.指名されたら24時間以内に氷水を2杯かぶるか、1万円をどこかへ寄付する。
  • 2.次の人を3〜5名指名する。

寄付が追加されることで、イライラ度が増しちゃう。これ、なんでしょうね。すごく不思議であまり説明できない感情なのでこのブログを書いてます。

まず僕は「やらない善よりやる偽善」ってことで、過程はともかく結果的に募金するならそれでいい派です。なので、理論上、割合が少なくても1万円募金する人が現れるこの企画は肯定すべきです。

で、思ったんですけど、仮にアイスウォーターチャレンジで指名されて「俺、1万円募金するわ」という人がいた場合、「かっこいい!」「盛り上がる!」となるでしょうか。多分ならないですよね。じゃあ1万円をどこかへ寄付するってなんなんでしょう?

  • アイスウォーターチャレンジって結構マジメなんだぜ、っていうポーズのためのもの
  • 氷水かぶる VS 一万円寄付 なら氷水がかっこいいでしょ、と募金をカッコ悪いものと位置づけている。
  • 一万円寄付したくなけりゃ、氷水被れ、と、募金=「罰金」的なポジションに配置する

こういうのが連想されてしまいますね。

そんなわけで、表面上寄付活動っぽく見せているようですが、実のところ、寄付をダシにして自分達を正当化 & 寄付=「優等生」「真面目」的な対象として置き、アイスウォーターチャレンジ=「やんちゃ」「ワイルド」な存在にしてるのかな、と僕は思いました。。

この仕組考えた人、頭いいっすなー。


ここで話を変えて、どういった内容なら許せるか、自分で思考実験してみました。例えば、災害の後って募金ムードが高まると思うんですけど、その時にこういう事が広まってたらどうなるのかな、とか思っちゃいますね。もちろん氷水をかぶるのはナシで

  • 1.指名されたら24時間以内に任意の金額を日本赤十字社へ寄付する。
  • 2.次の人を3〜5名指名する。

みたいな。アイスウォーターなしになったのと、金額が任意の金額になったことで、大分マイルド…というか許せる度合いが上がったような気がします。不幸の手紙形式なのは変わらないけど。

こう見ると、問題が不幸の手紙形式ではなく、その内容なのかなーと思います。

募金くらい普通にしろ!という話もありますが、震災の時は寄付ハックもありましたし、真面目に喪に服して募金するだけが美徳じゃないと思います。

とはいえ、募金ってなんかデリケートだからこんな内容↓

  • 1.指名されたら24時間以内に一万円を日本赤十字社へ寄付する。
  • 2.次の人を3〜5名指名する。

だと「一万円払えない子供はどうするんだ!」みたいないちゃもんがつきそうですね。

みなさん、どこまでがアウトでどこまでがセーフでしょうか。