『「モテ声」の法則』読了。

最初に。「モテ声」というタイトルは釣りで、普通に話し声の大切さと練習方法に書いた本でした。異性に関する項目は1つもありません。
### 内容
[「言葉と声」](http://prius.cc/d/20090323_voice.html)に比べて、こちらの方がカジュアルな感じ。あちらが「発声の仕方」を教える本なら、この本は「話し方」を教えてくれる。だから、**発声練習するつもりなら「言葉と声」を買ったほうがいいです。**
ただ会話へのフォーカスするならこちらの本。
* 間の取り方
* 抑揚のつけ方
* トーンの変え方
* 1対1で会話するときの振舞い方
全て「言葉と声」には書いてないこと。「言葉と声」を読んで**「発声の基礎練だけで本当に会話が上達するんだろうか…」**という疑問をもったなら読む価値があります。実際この本は**話し言葉と書き言葉は違う。頭の使い方も全然違う**と書いています。著者がラジオDJなだけありますね(「言葉と声」はボイストレーナー)
### 大きな声を出せば・口を大きく開ければいいというものではない。
「言葉と声」で一番疑問だったのがこれ。発声練習で口をはっきり開いて大きな声を出すのは良いけど、日常生活でそんなしゃべり方しないでしょ、テレビのアナウンサー見てても口開けてないし。この疑問にこの本はきっちり答えてくれました。
大きな声でなくても・口を大きく開けなくても**会話する分には通る声であればいい。**むしろ、大きな声にこだわりすぎると逆効果になる時がある。腹式呼吸も大げさにやらなくても必要な分だけ吸い込めばいい、と。う~ん、書いてる内容は「言葉と声」よりこっちの方がいいなぁ。が、毎日のボイトレに使えるのはCD付きの「言葉と声」。実に惜しい本。
### 実際のトレーニング場所
実際にボイトレする時に、マンション住まいだったり家族がいたりすると家の中でできないですよね?この本では車の中でのトレーニングを推奨してます。俺も車の中では大声出してます。けどこれじゃ車持ってないとできない。そこで**バスタオルを口に当てて声を出す**のも推奨しています。これは「言葉と声」でも推奨されていて、誰でもできるやり方ですね。
### 昔の話
学生時代に電気屋店員バイトやってた時は、この本の内容みたいなことに気を使ってたような気がするな~。例えば商品を見てるお客さんに
「もし何か分からないことがあればお気軽にお声掛け下さい。」
って言う場合、ゆっくり低い声で話すと効果抜群。文章にすると下のような感じ。
「もし何か分からないことがあれば、お気軽に、お声掛け下さいね。。。」
そのためには、お客さんとの距離を頭に入れて、自分が発生している姿をイメージしてから声かけます。失敗すると焦って早口になり、尻すぼみになってしまって悪印象。ん~今考えると、電気屋店員って毎日がボイトレだったな。朝から晩までしゃべりっぱなしだし、売り上げ出すのに必死だったし。
…つーかそのおかげで就活の調子良かったのかなぁ。1対1の面接であんまり落とされなかったし、自分のペースで話せた面接が多かったな。
今となっては口下手だけど、あの時一度身につけたんだから今取り戻せない事はないって考えればいいか。

「モテ声」の法則―人をひきつけ人に好かれる「声」の磨き方
山本 光洋
こう書房
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一人でできる「話し声」を良くするための練習方法。

[前回のエントリ](http://prius.cc/d/20090323_voice.html)通り、付属のCDで繰り返し練習してると疑問が沸いてきた。
これ日常会話に生かせるの?
いや、腹式呼吸を使った発声法とか基礎練習はいいんだけど、付属CDの例文が日常会話とは程遠いものなんだよね。まるで国語の教科書を朗読してるみたい。
### 考えてみた
日常、声を発する場面ってこんな所かな。
1. 会話
2. 呼びかけ・挨拶
3. 会議での会話・スピーチ
4. 朗読
5. 歌・カラオケ
※朗読とかカラオケは日常とは言えないけど、ボイトレの目的としてよく出てくるので入れてみました。
これって**上に行くほどよりアドリブ度が高い**んです。歌・カラオケ・朗読なんて決められた文章をいかに上手に読むか?ですよね。そもそも4と5は文語体。3は口語体だけど原稿があるのでアドリブ度は少ない。
呼びかけ・挨拶に原稿はないけど「おはよう」とか「すいません」とかお決まりの言葉なので言い慣れてる。会話だけが**内容を考えながら話さなければいけない**から、**発声に意識を集中させ辛い。**それに加えて「落ち着いて話す」とか「声を届けるようにする」とか考えないといけないから大変~。
ボイトレの基礎練は全てに有効だけど、歌や朗読の練習をしたって話し声が良くなるとは思えないのです。実際この本のP.31にも**「話す声」と「歌う声」は全然違う**と書いてある。会話の練習は会話の中でしかできない。**発声を意識しながら自然に会話する練習が必要**なのである。
「じゃあ普段人と話すときに練習すればいいよね」って話だが、あいにく**俺は骨折して自宅療養中。**ほとんど人と会わないのだw!
ということで、話し声に特化した練習方法を考えてみました。
### 俺の考えた練習法。
1.Skypeで知らない人と電話する
面と向かってじゃなくて、電話でも会話の練習はできる。Skypeは電話代タダだしパソコン使うから自分の声を録音して後から聞きなおすこともできる。Skype友達はmixiのコミュニティ探せば簡単に見つかるし、ネットゲーム(例:ハンゲームとか)にはSkypeのアカウント公開して会話しながらゲームする人もいるらしいから、機材そろえたりSkype友達作ったりというハードル超えたら結構良い手段だと思います。
2.自分の送信したメールを読む
メールって短文の口語文=会話みたいなもんでしょ?例えば俺はこの前
> リハビリ順調だよ~。先生も頼りになるし日に日に調子よくなってるよ。
> この病院紹介してくれてマジ感謝してるわ!ありがとう!
という旨のメールを送信したんだが(笑)これを自分の口で読んでみる。ポイントは
* 話しかけるように読む
* 一語一句正確でなくても良いので、大意が伝わるように読む
つまり、「リハビリが順調で、病院を紹介してくれた事に感謝してる」意味の文章を、頭の中で考えて声に出す。これで会話の練習になる。Skypeに比べて繰り返し練習できるのがいいですね。
3.インターネットのBBSなんかを読んでみる
2,自分の送信したメールを読んでみるの派生です。ただ、自分で発言した内容でないとただ読むだけになってしまって効果は薄いかも。
以上3つの練習法を考えました。ま~早く社会復帰してたくさん会話を重ねるのが一番なんだろうけど、ビジネスの場で練習ばかりできないし、復帰後の自主練にも使えると思ってます。

「言葉と声の磨き方」を使ってボイストレーニング

突然だが僕は自分の声が嫌いだ。そして自分の声が好きな人はあまりいないだろう。そんな感じで今まで生きてきたので、自分の声を変えるためにトレーニングをしてみようと思った。
### きっかけはニコニコ動画のゲーム実況動画
ニコニコ動画では、喋りながらゲームをする**ゲーム実況動画**が一大ジャンルとして台頭してきてます。僕もヒマな時に実況動画を見るんですが、視聴者からすると実況者のイメージって**声が全て**なんですよね。声がこもってたり舌滑が悪かったりすると最後まで見ないし、逆に**実況者の声が魅力的な動画**は興味がないゲームでも見入って(聞き入って)しまいます。
僕はラジオを良く聞くけど、プロのDJって全員良い声だから特に何も感じなかった。
素人ばかりニコ動で**声の良し悪しが印象の良し悪しに直結する**ことを認識させられました。
ちなみに僕が好きな実況者はこの二人かな。
* [マイリスト 【FF6】20代後半の叔母さんが頑張ります【実況プレイ】‐ニコニコ動画(ββ)](http://www.nicovideo.jp/mylist/8726675)
* [マイリスト LTCL! デカボイス‐ニコニコ動画(ββ)](http://www.nicovideo.jp/mylist/11059608)
* [マイリスト 【ロマサガ】ミンストレルソングをカミカミ実況プレイ‐ニコニコ動画(ββ)](http://www.nicovideo.jp/mylist/10752040)
### トレーニング方法
Amazonで評判が無駄に高い以下の本を購入。

言葉と声の磨き方
言葉と声の磨き方

posted with amazlet at 09.03.23
白石 謙二
フォレスト出版
売り上げランキング: 320

※最初は発声に関するWebサイトを探してタダで勉強しようと思ったけど、声楽や朗読関連がほとんどで「普通の話し声」については見つかりませんでした。
この本には**良い話し声を出すための方法論とトレーニング法**が書いてあります。昔、音楽の授業で「歌い方」の方法論は習ったけど、喉を使わずお腹から声を出す程度のもの。話すときも同じく「お腹から声を出す」ことを意識してましたが、それだけじゃ良い声は出ないよね。
具体的なトレーニング方法は四章と五章の50ページくらいしか書いてない。つーか、一章~三章は別に要らないんじゃね?くらいの内容でした。けどその50ページで十分。「普通の話し声」を良くするのに**すんごいテクニックは不要**だと思います。50ページの中に書いてある基礎的な事をひたすら繰り返して身につける。意識しなくてもできるようにすることが「普通の話し声」を良くすることに繋がるかな、と。
実際、**付属CDを10回20回と繰り返して自分の声を録音して復習すると理解度が深まっていく。**感覚レベルのことなので文章では伝え辛いけど
* 「こういう振動を感じているときは良い声が出てるな」とか
* 「頭の方に意識があるから高い声が出てるな」とか
* 「上半身全体を使って発声できてるな」とか
「声」に関する意識が高まっていく。このまま練習を続ける事で、良い声を自然に出せるようになればいいなぁ。
### 声関係のWebサイト
本を買ってから改めてネットサーフィンすると、話し声に関するサイトもいろいろ見つかりました。
[あなたは居酒屋で店員を「一声」で呼べるか・・・声の「方向」と「距離感」 – 烏は歌う](http://d.hatena.ne.jp/wander1985/20090313/1236871219 “あなたは居酒屋で店員を「一声」で呼べるか・・・声の「方向」と「距離感」 – 烏は歌う”)
> ボイトレっていうのは、「ある歌を上手く歌えるようになる」とかそういう限定的な効果を追い求めるものではなく、「日常の声」を含めたあらゆる場面での声を育てるものだと思っているので、こういう「ビジネス」などの音楽から離れた観点からのボイトレ論は、非常に興味があります。
元々合唱をされていて、最近の趣味はボイトレとのこと。All Aboutの記事について補足説明がためになりました。「声」についてずっと意識してきたからこそ、こういう考察が書けるんだろうなぁ。
[[ボイストレーニング ]All About](http://allabout.co.jp/gs/voicetraining/ “[ボイストレーニング ]All About”)
上記ブログで紹介されていたAll Aboutの記事。ビジネスマン向けボイトレ記事なんてあったんだー。
[『それ以上こっちに近づいてきてみろ!』 | こえ部 みんなの声で遊ぶコミュニティ](http://koebu.com/topic/%E3%80%8E%E3%81%9D%E3%82%8C%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%93%E3%81%A3%E3%81%A1%E3%81%AB%E8%BF%91%E3%81%A5%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8D%EF%BC%81%E3%80%8F “『それ以上こっちに近づいてきてみろ!』 | こえ部 みんなの声で遊ぶコミュニティ”)
自分の声を投稿する「こえ部」というサイトがあるようです。上記リンクのようにネタに走ったり声優の真似をしたりと和やかな雰囲気。つーか声優予備軍が多くてみんないい声ですw 話し声の練習とはちょっと違うかな~。

「となり町戦争」読了。

結論から言うとこんなばかげた話は現実に起こらない。仮に戦争になるのなら、当然その町の人は反対するだろうし周り(その他の国民やマスコミ)…

結論から言うとこんなばかげた話は現実に起こらない。仮に戦争になるのなら、当然その町の人は反対するだろうし周り(その他の国民やマスコミ)も黙っちゃいないだろうからだ。なのでこれは完全なフィクション。「今のナショナリズム大切!な流れだとこういう未来が来るかもしれないから、平和を愛する心を持ち続けよう」というものではない。

この本で発生するとなり町との戦争は非常に奇妙。知らない間に始まる戦争。銃声は聞こえない。敵対している隣町を通過して通勤。「ありえねー」「ギャグか」と読み進めていくうちに、ふと思う。平穏と戦争の境目は何なのか?例えば北朝鮮と日本が戦争になったとして、日本にミサイルさえ落ちてこなければ僕らは普通の生活、通勤したり遊んだりし続けるんじゃないのか?現実の戦争でもその境目ははっきりしないんじゃないのか?

「ばかげた話」「非現実的」と受け止めていたとなり町戦争が現実味を帯びていく。僕らの生活が変わらなくても、戦争中は確実に命が失われていく。その事に僕らが無関心なだけで。事実戦争とは殺し合いなのに、この本ではそれが連想されないように書いている。

この本の評価がAmazonで低いのはこれといった盛り上がり所がなく、淡々と物語が進むからじゃないかな?(主人公でさえ「良く分からないまま戦争が始まり、良く分からないまま戦争が終わった」と言っているくらいだ。)けど戦争参加国の一般市民などこの本の読了後と同じ程度の気分しか感じないんじゃないかな。結局TVが伝える悲惨な映像がなければ、戦争を実感できないのだ。

隣町同士が「今まで協力して戦争事業を行ってきたように、これからは他の事業でも協力し合おう」と終わるとなり町戦争。国同士が戦い兵士が地を流しても最後は「平和的解決」で両国首脳が握手して戦争終了。現代の戦争を縮図化したブラックユーモアであり皮肉だと思う。1日経過しても感じる薄気味悪さを覚えておきたい。

となり町戦争
となり町戦争

posted with amazlet on 06.10.16
三崎 亜記
集英社
売り上げランキング: 6,884
おすすめ度の平均: 3.11

3 となり町戦争
3 なさそうでありそうな
1 この作品の良さがわからない

渡辺 俊介「アンダースロー論」読書感想

タイトル通り、千葉ロッテマリーンズの渡辺 俊介選手本人名義の著作。それに惹かれて読んでみました。文章はまぁ普通というか、洗練されたよ…

タイトル通り、千葉ロッテマリーンズの渡辺 俊介選手本人名義の著作。それに惹かれて読んでみました。文章はまぁ普通というか、洗練されたようなレトリックがあるわけじゃないけれど、現役一流野球選手の生の声がこれほどの文量で書かれていると、リアルさに自然に引き込まれます。読みやすい。

「アンダースロー論」とあるけど、大半は野球技術以外の出来事や本人の過ごした日々の振り返りになってるので、渡辺俊介を知っている人なら誰でも楽しんで読めるんじゃないかな。ただ、「大学までは目立たなかった俺でも一流選手になれたから、今のキミにも可能性がある!がんばれ!」って感じじゃなく「俺はこうやってがんばったから、もし良かったら参考にしてね」くらいなので、啓蒙目的で読むのは違うかな。逆に著者の事を参考にしたい現役アンダースロー球児に取っては必携の本だと思います。

俺はロッテファンじゃないけれど、「今日が野球人生最後の日かもしれない」と思って投げ続けたファーム時代の事や、一時期真剣に野球を辞めた後のの就職先を探した事、今でも試合の3日前は部屋に篭って集中する事などプロ野球選手の現実を読んで、月並みだけど「やっぱりプロ野球選手って大変なんだなぁ」と思ったのでした。

渡辺俊介公式サイト
wikipedia 渡辺俊介

アンダースロー論
アンダースロー論

posted with amazlet on 06.09.18
渡辺 俊介
光文社 (2006/09/15)

F384終了。

F384村終わったよーん♪…ってもう1週間くらい経つんだけどorz。…いや、トリノ見たりスノーボード行ったりでいろいろ忙しかったからさぁ…。て…

F384村終わったよーん♪

…ってもう1週間くらい経つんだけどorz。…いや、トリノ見たりスノーボード行ったりでいろいろ忙しかったからさぁ…。てことでレポートっす。


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