Webサービスへの寄付の勧め

もし、好きなWebサービスがあるなら**試しに1回くらい寄付してみましょう!**という啓蒙エントリーです。
### こんな方法でWebサービスに寄付しよう
1. Webサービスに普通に寄付する
2. 有料会員になる。
3. 有料アイテムを買う
wikipediaやモバツイッターなどは寄付を募集しています。
ニコニコ動画やこえ部の有料会員になったり、はてなのカラースターを購入してお金を落とすのもいいでしょう。
### 寄付するとこんないい事がある!
#### 1. 自分の心に残る
非常に貧しい話ですがw 寄付のためにお金を使うとどんなに小額でもその事実が心に残ります。例えば僕は2回ほど不要な衣類を[衣料の送付方法 | NPO法人 日本救援衣料センター](http://www.jrcc.or.jp/howto.html “衣料の送付方法 | NPO法人 日本救援衣料センター")に寄付していますが、思い出しただけでいい気分に慣れます(卑しいwww) 最近カッとなってモバツイに飲み代程度を寄付しましたが、これも事あることに話題に出すことでしょうw
言葉で説明しても、実際に寄付をしないとどんな感情か分からないと思います。多分**モノを買った時とは違う、不思議な気分**になれるんじゃないかな。
#### 2. 上質のサービスを受けられる
有料会員とか有料アイテムとか買ったパターンです。月々300円~500円程度の料金なのに**無料会員より圧倒的に優遇されています。**ニコ動の有料会員とかびっくりするほど快適ですね。快適すぎてずっとニコ動見てしまうので無料会員に戻ろうかと検討しているくらいですw
### 寄付に踏み切れない人へ。なぜ寄付に抵抗があるのか考える。
ここからが本題。たいして高額でないのに寄付をする人がなぜ少ないのか?
#### 1.「寄付」は動機が欲ベースじゃないから
これが一番大きいと思う。僕らがお金使うのって物欲・食欲など**「欲」**がベース。「喉渇いた」「あれ欲しい」でお金使ってしまう。あるいは家賃・電気代などの必要経費。寄付っていうのは今までにないお金の使い方。寄付するまで**「自分にメリットがあるか分からない」**で戸惑いがある。
#### 2. 寄付の決済方法に不慣れ
これは寄付を受ける側の問題かもしれないけど、寄付しようと思っても受付方法が銀行振り込みで個人情報渡るなぁ…とか、PayPal…って使ったことないわーとか。**気合入れて壁を乗り越えないと寄付できない状態。**
※ はてなポイントとかで募集しているサイトもあるけど、みんなが使ってるわけじゃないし。いろいろポイントサイトが乱立してて分かりにくいのもWeb2.0の欠点。
### 解決策:とりあえず寄付してみよう。
上記で書いたように**きっかけがなく最初は面倒な寄付**ですが、そうは言っても10分あればできちゃう簡単作業。代表的な国内サービスへのリンクを張っときますね。
* [モバツイッター:寄付について](http://movatwitter.jp/doc/donate?tses=fac5476b7e84f15aa73e0bbab777aef4)
* [ニコニコ動画:プレミアム会員へのお申し込み お客様確認](https://secure.nicovideo.jp/payment/ “ニコニコ動画")
* [はてなポイント](https://www.hatena.ne.jp/point “はてなポイント")でポイントを購入して[カラースター](https://www.hatena.ne.jp/shop/star “カラースター")を購入。
モバツイは銀行振り込みとPayPalのみだから面倒かもしれないけど、俺に言わせると**ネット好きならPayPalのアカウントくらい持つだろ常識的に考えて。**1円から寄付できるしおすすめ。
ニコ動はクレジットカード・au、ソフトバンク携帯から登録できるので結構楽かな。月額500円。ジュースとお菓子とアイスクリーム買うくらいです。
はてなのカラースターは100円から。けど1000円使って大パック買ったほうがお得かな。少ないお金で満足度の高いアイテム。
### 余談
Wikipediaに日本人の寄付が進まない理由が書いてあった。**「募金箱に金を入れたことはあっても、送金で寄付をするという習慣はあまり無いように思います。」**これが大きいのかも。
> [Wikipedia:井戸端/subj/Wikimedia財団への寄付 – Wikipedia](http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E4%BA%95%E6%88%B8%E7%AB%AF/subj/Wikimedia%E8%B2%A1%E5%9B%A3%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%AF%84%E4%BB%98 “Wikipedia:井戸端/subj/Wikimedia財団への寄付 – Wikipedia")
>
> 現在、Wikimedia財団への寄付を募っていますが、「どうもやりにくいなあ」と感じますし、そう感じているのは私だけではないと思います。
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> 個人的には、Wikipediaという「趣味」に対して、いくらかの金は払っていいと思っています。ま、私が考えているのは千円とか二千円ですが。時々は出してもいいです。
>
> しかし、寄付をしようと思うと、壁にぶつかります。PayPalとか小切手とか振込とか、複数の手段はあるけれど、どれも国外への送金です。だいたい日本人は、募金箱に金を入れたことはあっても、送金で寄付をするという習慣はあまり無いように思います。また、国外への送金を行ったことのある人はほんの一握りでしょう。PayPalとかMoneybookersとかを使えば、簡単にできるだろうとは思います。しかし、Wikipediaへ寄付するためだけに登録手続きをするのは、はっきり言ってイヤです。
>
> 小切手や振替なども同様で、「英語を使って金に関する手続きをする」のはどうも気が進みません。「ちゃんとできるのだろうか」「失敗して、余計に取られるのではないだろうか」「外国に送金などして、逮捕されたりしないだろうか」等の心配が先に立ちます。
「日本人はWebサービスにカネを落とさない」と嘆くエントリが多いけど、正直**習慣**だけの問題だと思う。このエントリをきっかけに始めての寄付をして、それを不定期でも続けてくれれば嬉しいです。