インターネットってこんなもんか。

雪山友達の間でもスマホが浸透してきました。ガテン系が多いコミュニティで「使い方分からん」だの「バッテリーがすぐ切れる」だの苦労してたので、ああやっぱり非IT系の人には使いにくいのかな?と思いっていたのですが、その数か月後に[LINE](http://line.naver.jp/ja/)というアプリに誘われました。「便利だよー、みんなやってるよ!」と言われてインストールして思ったこと。
これってチャットじゃん!こんなのが新しくて面白いの!?
### 終着点
mixiとADSLでネットコミュニケーションが一般層に広まり、twitterでそれがオープン化してこの次はどこに行くんだろうと期待していた所で出てきたのはクローズドなfacebookや前時代の技術を焼きなおしたLINE。スマートフォンが一般層に普及して、これでIT知識の底上げになると思ったら、相変わらずの無料アプリ・暇つぶしのゲーム・エロアプリで満足してしまう。それってWindows95時代から同じじゃん。
もっとフラットに、オープンに、クリエイティブに、インターネットは広がると思ったけど、結局はネットオタクとネットを「利用したい」人のたまり場になってしまった。今となっては口コミの信頼性も怪しい世界。
### 仕方がない?そんなもの?
僕はこう言いたいのかもしれない。『お前ら、そんな「低レベル」で満足してるなよ。もっといろいろ、できるんだぞ』って。けどそれって大きなお世話。普通の人にとって無料でちょっと便利になれば、革命なんて起きなくてもいいのだ。
自分を顧みると、単純に『一般人』に自分側の世界に来てほしかっただけじゃないか。自分勝手な思いじゃないか。前述のLINEだって、確かにただのチャットだけど便利なのは間違いない。事実、ユーザーに支持されている。ネットオタクの「理想論」なんて机上の空論でしかない。そう、これが現実。
それは分かってるけど、ここが終わりなのかな。なんとかもっと、こっちの世界に近づいてくれないかな。そう思いながらLINEで友達とチャットするこのごろ。