成長

友達がCiscoからJuniperという、あまりにもストレートな転職をかましやがったので、その勇気とそれを許可した会社(外資だから大らかなのか)にびっくりしたのですが。つーか、技術情報とかダダ漏れだしw

※CiscoとJuniperはどちらもネットワークの超大手でライバル会社。日本で言うとdocomoからauに転職するようなもの。

けど、別の分野に転職するならまだしも、なんで同じようなことやってる会社に転職するんだろう?と思って聞いてみると「自分がもっと成長するため。」とのこと。この言葉は新鮮だった。というのは「キャリアアップ」とかじゃなくて「成長」という、肩書きじゃなくて自分の内部的な能力の事に言及していたから(言葉の問題だけかもしれないけど。)

この人は30歳近いのですが、その年になって自分の能力を伸ばす意欲を保ち続けているというのがすごいと思った。「自分が生長してないと思ったら会社辞めた方がいいよ」とまで言われたし。まぁ「自分の成長が止まったから会社やめまーす♪」というのはいくらなんでも勝手なような気がするけど…。

自分を振り返ってみるとそりゃ半年前1年前の自分と比べてマシにはなっているけど、それって単に環境に慣れただけで、エンジニアとしての汎用的な能力は上がっていのではないか、と不安に思うときもあるのです。確かに、同じ環境にずっといると成長曲線はなだらかになっていくわけで、それは慣れが発生したり、環境依存の暗黙知でクリアできる部分が多くなったりするからだろうと思うけど。同じ景色をフルパワーで走り続ける、というのは難しいのかもしれない。

つか俺飽きっぽいし(それか)。とにかく周りの環境が変わらないのなら、転職まではいかないけど社外の「刺激」を利用するのは大いにありだと思う。というか検討しないといけない。

友達が転職しようと思ったきっかけは何なのか、今度詳しく聞いてみよう。