屋久島に行ってきた日記(2) 屋久島登山編

2023年3月27日

この日記は屋久島行ってきた日記シリーズの2つ目です。

有名な縄文杉と苔むす森は見る予定だったのだが、いろいろ調べると宮之浦岳という百名山があることを知った。

百名山だから登る、というわけではないが、どうせ行くなら縄文杉タッチして帰るよりも、宮之浦岳→縄文杉→苔むす森と縦走すれば面白いんじゃね?と思いつき、計画を立てた。

※ 結果的にはこれが非常に正解だった。詳しくは後述。

ルートとしては以下。

標高推移は以下。

特徴としては登りが少なく下りが多いため、体力的に楽。個人的には、登りより下りの方が足を痛めそうで嫌なイメージがあるのだが、ルート的にメジャーなのでこっちをチョイス。

感想

良かったです。良かったポイントは以下。

人がほどほどに少ない。

屋久島縦走の中では一番メジャーなルートだから混むかな?と思ったが、9月の三連休の次の平日、ということもあり、人とはあまり会わなかった。とはいえゼロではなく、多少の人を感じつつ歩けたので良かったです。

もうちょっと人がいてもいいなと思ったけど、多すぎると小屋混むから考えもの。今回、高塚小屋に泊まったが定員は17人の小屋利用者は5人、他に4人がテント泊でした。おそらく土日かつ天気が悪ければ、早い者勝ちで小屋が埋まってしまうでしょう。

逆に縄文杉にタッチして帰るルートはそこそこ人が多かったので、風情を感じられる縦走ルートで正解でした。

縄文杉より上の地形を経験できる

上から目線的になってしまうが、縄文杉だけ見ても屋久島の地形を見たことにはならない。屋久島が世界遺産登録されたのも、縄文杉じゃなく小さな島に亜熱帯〜寒帯の気候が垂直的に存在することであり、標高帯によって見れる地形が全然違う。

縄文杉までは苔むす森のイメージの生態系だけど、それより上はゴツゴツした花崗岩が剥き出しで、これが真の屋久島の姿なんや、とも言える。

そういう意味では、縦走しなくても淀川登山口から宮之浦岳まで日帰り登山で地形を味わうのもいいと思う。

縄文杉を独占できる

縄文杉から徒歩10分の高塚小屋に泊まって、翌日日の出前に縄文杉に移動。徐々に朝日に照らされる縄文杉をぼけーっと見ることが出来た。これは小屋に泊まった人だけの特権。

縄文杉を見に来る人は多いが、泊まりで見る人は少ないらしく。混雑が嫌な人は小屋泊おすすめです。


自分としては、正直、縄文杉を見るだけなら余裕。道は長いだけで平坦ら危険なところをほぼない(ゼロではない)し達成感はあまりなかったように思える。屋久島のいろんな顔を見れたし、登山者と交流もできたし、一泊二日で縦走して本当に良かったなと思いました。

登山レポは以上。次は屋久島観光編です。


以下自分用メモ。

今回参考にしたルート

淀川入口-宮之浦岳-縄文杉-ウィルソン株-辻峠 縦走コースの地図・登山ルート・登山口情報 | YAMAP / ヤマップ

バス時刻表参照

taneyakubus_timetable.pdf

タクシー料金

おすすめ観光コース – 屋久島交通タクシー

結局、バスの時刻が合わずに行きはタクシーを使いました。

以下のような相乗りサービスを利用すれば、安くできるかも?

登山ガイド、登山仲間のマッチングサービス・アプリYamarii(ヤマリー)