「世界の中心で日本経済とヒット商品が90分で全部分かったと叫ぶ!!」を見て

いや、番組タイトルそのまま持ってきただけなんですけど。

2004年のトレンドをデジモノ中心に紹介していくぜ、って番組なんだけど
普通の地上波にしては、かなりマニアックなとこまで突っ込んでるなぁ。
液晶 VS プラズマ VS SEDHD DVD VS ブルーレイなどを紹介してる。

液晶 VS プラズマについてはもう好きにしてくれって感じ。
販売員の時は目の色変えて店頭で液晶けなしまくってたけど(笑)今となってはどちらを買っても普通の人は満足できるからなぁ。
SEDがどのくらいのスピードで普及するかは興味あり。時期、サイズ、価格の兼ね合いになると思うけど、トリノオリンピック(2006年2月10日~26日)の時に製品化されて画質に問題がなければ、値段に関係なく売れるかも。

それよりも熱いのがHD DVD VS ブルーレイ
主要メーカーがブルーレイに偏ってるから決まりかな、と思ったけどHD DVDもなかなかがんばってる。ITmediaの記事で知ったけど、参加メーカーの数が多けりゃいいってものではないんだね。ちょっと勉強になった。
(参考:BD対HD DVD戦争に着地点はない?)
ちなみにDVD-RAM VS DVD-RWの戦いの経緯は

1999年11月25日
パイオニアが初のDVD-RW録画機を発売(25万円)

2001年年末
Panasonic、東芝がHDD&DVD-RAMのハイブリットマシンを発売。
16万円にもかかわらず、デジモノ好きの間で大ヒット。

2002年4月
この時点でDVD-RAM VS DVD-RWのシェアは8:2。
しかし、コンシューマPCではDVD-R/RWドライブが広まる。

2002年9月
NECが初のDVDマルチドライブ採用コンシューマPC発売。

2002年年末
SONY、スゴ録を発売。じわじわとRWのシェアが伸びてくる。

2003年春~夏頃
コンシューマPCにDVDマルチ、DVDスーパーマルチの搭載が進む。

2003年年末
SONY、PSXを発売。東芝、DVDマルチ搭載のRDシリーズを発売。

2004年
オリンピック効果でDVDレコーダーが売れる。一番の売れ筋はPanasonicのDIGA。
なおこの時点で、コンシューマ用PCにはDVDマルチドライブ以上が標準搭載。DVD規格争い終結へ。

ってところかな。と販売員の時のことを振り返ってみると結構覚えてた(笑)規格争いの始まりから決着まで見届けることができなのは貴重だったな。

その他番組で取り上げられてたもの。

・バーチャルキーボード
使ったことあるけど、ユーザビリティはよくないんですよ。打感が全然ないので。

・NDS VS PSP
「どっちが年末商戦を勝ち抜くか!?」って言ってたけど、PSPもう在庫ないじゃん。田舎の電気屋にはあるみたいだねどね。ほしい人は年末年始に地元帰ったときに探してみましょう。

・黒豆、黒ゴマなど黒モノ系がヒット。
全然知らなかった。

来年はどんなブレイクスルーが起こるんでしょうかねぇ。楽しみ楽しみ。