「正規表現」の意味-正規表現とメタ文字-
前のエントリ、正規表現についてメモで「正規表現」の意味を考えいったん結論を出した後も、すっきりせずに考察を考え続けたのですが…。
すっきりしなかった理由は、「正規表現」という単語、一般的に使われる「正規表現」、メタ文字の3つをごっちゃにして考えていたことだと分かった。
- ○○は強力な正規表現が使える
- findは正規表現が使えない、findstrは正規表現が使える
というのは、単語としての「正規表現」の意味で通すと間違い。
- ○○はメタ文字の種類が豊富
- メタ文字が使えるか、使えないか
となる。が前者の使い方がIT業界では一般的。つまり正規表現は本来の単語の意味と違ってIT用語化しているのが実情。IT業界では「正規表現=メタ文字を使用した検索」として使われている。
そう考えるとやっとすっきりできました。
「メタ」という言葉の意味について(メモ)
メタは「高次の」という意味ですが、意味だけ知っても分からないので概念を理解する。概念的にはトゥルーマン・ショーをイメージしてもらえれば分かりやすいかも(知らない人はごめんなさい)。あの映画の中でディレクターは主人公よりも明らかに高度な次元に存在するわけで。
aやらbやらただの文字列しか存在しない世界に[0-9]で0から9の1文字にマッチのような明らかに高次の意味を持つ文字。そんなイメージ。
普段の生活で言うと、自分自身を客観的に見つめる能力をメタ認知能力と言ったりします(FPN-同じ失敗を繰り返さないようにするための習慣)。他には論争している両者に対して、第三者的な視点からの意見を述べることをメタ的と言ったりする様ですが…。これって別にメタじゃないでしょ、と思ったりする。
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