FF10から思うゲームとの付き合い方

ディープインパクト出走の凱旋門章まで後ちょっととなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?それとは関係なくFF10関係のエントリーを書いてみます。


FF10やっている間は頭の中でゲームの事を考える割合が増えてきて、次作であまり評判の良くないFF12はどうなんだとか、3作おきの法則の通りFF13はアタリなのかとかいろいろ考えてしまうんだけど、有名ゲームや評判のいいゲームを全部プレイしているのは無理。社会人だから。FF12を50時間掛けてクリアしてamazonレビューに一言「クソゲーでした」とか書いてる時間はないわけです。とはいえ、本当にクソゲーなのかも確かめたい。もしかして俺にぴったり合うゲームで名作化するかもしれない。けど確かめるのには相応の時間をかける必要がある、というジレンマ。だから過去のゲームとか「安定して自分が楽しめるもの」に懐古しちゃうんだろうな。

「みんなの意見は案外正しい」って言うけど、論理的でない分野に関しては俺はそんなに信用してない。つーのは自分と基準が違う人の事参考にしても意味ないし、匿名レビューはバックグラウンドが見えないから。例えば俺はFF9をプレイしてすぐに手放したけどあれが名作という人もいる。amazonのレビュー見て一喜一憂するくらいなら、信頼できる人を一人でも見つけてその人追い続けるほうがよい。昔ながらの「学校の友達」にゲームの評判を聞くように。それにあのレビュー見てると、評価が低いゲームでもやりたくなってきてしまうしね(笑)

■自分の好みを考える

ということで限られた時間内で良作に当たるためには、雑誌やWEBから出来る限り情報を読み取ってそれが自分に合ったゲームか見極める必要がある。

・世界観
FF5のバッツやDQの主人公はあまり共感できない。「旅をしている途中で世界征服しようとしている相手と戦うハメになった」ってゆーのはだめ。重い感じの世界観が好きだな。

・ゲームバランス
簡単すぎるよりは難しすぎる方がよい。FFTはオルランドゥ先生の「剣技」と算術師のMP0魔法で後半バランス崩壊だったので良作とは思わない。タクティクスオウガの方が好み。ただ単純作業を延々と繰り返さないといけない難しさはダメ。頭を使う意味のあるゲーム(FEシリーズとか)。

・音楽
買う前には分からないんだけど、印象に残っているゲームは総じて音楽がいい。

思いついた中で書いていくとこんな感じかな。上記の内で欠けてるモノがあっても、その他のいい要素があるなら大丈夫。あとはストーリーと戦闘システムは分離してほしいかな。イベントのために好きでもないキャラを育てないといけないとか、その戦闘のみ使える手段を使わないと勝てない/使うと楽に勝てるとか嫌かも。ボスとか力と力の戦いがしたいですね。ここらへんはいわゆる「昔のRPG」のバトルが好み。

まぁこの年になると「有名ゲームをやらないと友達との話題に付いていけない」ってことはないので、時間を大切にしてプレイするゲームを選ぶべきかと。ゲームをやっても実生活にはなんの足しにもならない。だからこそ、貴重な時間を費やす対象は慎重に選ばないと。

…きれいに纏めたけど、本当は俺の中でのゲーム欲がなくなってくれるのが一番なんだよなー。自分自身がなんにでもハマり易い性格ってのもあるけど、ゲームって本当に中毒性があってしかも時間がかかる。小説だと長いもので6時間~7時間なのに、なんでこんなのできちゃったんだろうなぁ。けど面白いし余暇の時間くらい自分の好きなことやらせてくれよ、と。ジレンマ中…。

(2006/10/3追記)
いろいろと自分を振り返った結果反ゲーマーな意見を言ってしまうけど、綺麗でかっこいいゲームが好きだ。DQよりFFの方が好きなのは、世界観が俺好みだから。DQのゲーム性は認めるけど新作が出ても積極的にプレイしようとは思えないんだなぁ。
シューティングなら斑鳩やが好き。斑鳩に限らず弾幕は美しいのが良い。美しさを考えてない雷電シリーズとかは苦手だ。ただレイストームはグラフィックはいいけど、ゲーム性に不満がある(敵の弾が背景に同化する)ので好きではない。グラフィックだけ良くてもダメってこと。後はリアリティよりも爽快感があるゲームが好きだなぁ。
以上、右脳的な感じになるけど、ゲームなんて娯楽なんだから自分の感じた好きなゲームをやればいいんだと思う。