最近の話-新人にいろいろ教えてみる-

うち職場にも新人というやつがやってきて、僕が教育担当になったのでいろいろと教えてます。平たく言えば「新人教育」なんですが、将来の仕事仲間に「教育」って言葉を使うのは嫌なのでタイトルのようなイメージで接してます。

うちの会社は人柄、面接用語で言う「コミュニケーション力」を重視して採用するので、ほとんどの新人は一般レベルのITスキルしか持ち合わせていません。この新人もその一人でデスクトップにファイルを保存し、ブラウザはIE、ホームページはyahoo!、相対パス、絶対パスの違いが分からないどころかzipファイルが何か分からないレベルです(びっくりした)。

ただ理解力があり正しい間違え方をしてくれるので教えがいはあります。このまま順調に成長して今年中に仕事を任せされるくらいになれればなぁとか思ってます。

■一応俺が気をつけてること

  1. 相手に多く喋らせること
  2. 図を描いて説明すること
  3. 現実味をもたせること

の3点。1は相手の理解度を確かめて俺の説明との差異を少なくするため。2は具体的なイメージを持ってもらうこと。図を共有することでお互いの認識を一致させること。言葉だけの空中戦になると理解の方向がずれるので。あと俺の図を書く練習です(笑)

3.ですが…。ただ技術の説明をしても「ふーん、そういう仕組みなんだー」で終わっちゃうと思うんですよね。そこでその技術がどういう場面で使われてるのか、もしその技術がないとどれくらい不便なのか、そもそもなぜその技術が開発されてメジャーになったのか、などを合わせて教えるようにしています。
「英単語を覚えるときはただ丸暗記するのではなく例文と関連付ける」って感じです。

ま、今のところ上手くいってるっぽいです。

■ここでアサマシなのですが、

以下の本が500円で買えて30分で読めるらしいので購入しました。

山田 ズーニー
三笠書房 (2007/03)
売り上げランキング: 268
おすすめ度の平均: 4.5

4 相手から信頼されていることが第一
5 考えるとは自問自答すること
5 まず「自分のメディア力」を高める

説明を見ると、論理的に物事を伝える方法とはちょっと違うみたいですが500円で買えて30分で読めるのでまぁいいかなと。各所で絶賛されてるし。けどamazonで買うと配送料がかかってしまうのでお近くの本屋でお求めください(アサマシじゃねぇ)