引っ越しに対する思いをつらつらと

プライベートで変化がありました。

  • 引っ越しました
  • 車買いました。

ついでに

  • 運転免許書の更新
  • クレジットカード有効期限切れ問題

ここらへんのイベントも同時進行。これに加えて危うくPCも買い換える所でしたがさすがに自重しました。

■で、引越し。

過去に

  • 大学進学のため(実家→千葉)
  • 就職のため(千葉→東京)

と2回引越ししてるけど、今回が一番順応に時間がかかったような気がします。引越ししてから2週間くらい経った今でこそ「うちに帰るぞ」という感じだけど、それまでは「今日は新居に宿泊だなー」って感じで違和感ばりばりでした。

■なじめなかった理由を考える

1回目の引越しは何もかもが変わりすぎて順応を意識する暇がありませんでした。加えて両親のサポートや配送の手際の良さもあり、引っ越し初日で環境は出来上がってました。家具家電も全部新規購入だったし楽ちん。

2回目は逆にゆるやか過ぎて簡単に順応できました。なんせこっちは就職間近の暇な学生。のりしろ期間をたっぷり取って引っ越しし、家具家電はまたもやほぼ新規購入。

今回は平日身動き取れない社会人。その割りに荷物の移動量は増えお役所への申請関係も学生時代と比べて多い。そして土日終われば普通に仕事。

ただ一番大きかったのは

住居以外は何も変わらなかった

ことだと思う。職場では同じ場所で同じ事をしているので頭をスイッチできなかった。そして「住居以外は変わらないから、大した引越しじゃない」と僕自身が思い込んでしまった。結果、「環境は変わらないはずなのに、なんでこんなに過ごしにくいんだろう?」とストレスを抱える事になった。

■人間の感覚の曖昧さ

重さの感覚

100gの大きいボールと100gの小さいボール。手にとって重さを比べると、大きいボールを軽いと感じる。視覚的に「大きい箱=重いだろう」と予測して筋肉が勝手に力を出した(が、小さいボールと同じ重さだった)からである。「重い」と認識して初めて力を出すようになっている。

これと同じで「環境が変わった」と認識する所から、順応準備が始まる。今回の僕の失敗は自分が楽をしたいがために環境の変化を認めず順応準備を怠ったことである。頭で認知せず体が勝手に慣れていくなんてことはありえない。

当然、環境の変化を認めて対応するのはしんどい。負荷が大きい。しかし「変化に対応できる生物が生き残る」とはダーウィンの言葉である。環境が変わったから自分も変わらなければいけない。逆に自分が変わりたくないがために環境の変化に目をつぶり認めないなら、保守的で頭が固く、時代遅れの人間になるだろう。

■結論

ということで近所のスーパーでお風呂用吸盤を買って、新居に対する順応度を高めていこうと思います。

(2007/8/1 17:52 追記)
もうちょいメモ的な文章はteraの超メモ – 引越し後メモにて。