中日優勝とかについて

完全試合直前に山井→岩瀬に変えたことについて、いろいろ意見が出てるみたいですが。

はてなブックマーク – 落合采配に玉木氏も激怒「中日新聞への寄稿やめる」 – MSN産経ニュース

俺としては、1点差だったしナゴヤドームで確実に決める(不利な札幌で戦いたくない)ことを考えれば、万全の岩瀬で締めるのは理解できる判断です。セーブ数では藤川に負けたけど終盤の安定度を考えると、今の岩瀬はプロ野球界一のクローザー。「勝負に徹する」んだったら当然でしょう。

※1 ま、原監督や岡田監督なら変えなかっただろうけどね。
※2 それよか日シリ通じて中日に抑えられた日ハム打線の貧打にがっかり、というか。

■それはいいとして

それ以外のポストシーズンの落合采配を批判したい。例えば勝負の決まった時点でのピッチャーの慣らし運転。近いところでは日シリ第2戦、9回裏:8-1とほぼ中日勝利が決まった時点で力の劣る控えピッチャーを打者1人ごとに次々登板。これが自チームが負けてるときだったらまだ分かりますけど、なんで負けてる相手をおちょくるような真似をするかねぇ、と。

「万全を期す」というと聞こえはいいですが、仮にいい結果を残したとしても次の試合以降信頼して使ったかどうか怪しいもんです。おめーのテストに日ハムのファンまで付き合わせてるんじゃないよ、と。山井降板よりも批判されるべきだと思いますけどね…。

■俺の考えですが

プロ野球の監督は「勝つこと」じゃなくて「収益を上げること」が求められてると思うんです。2つがほぼイコールだから「勝つこと」が求められるわけで。例えば格闘技なんか分かりやすいですが、手段を選ばず勝ったとしても人気が出なけりゃ意味ないですよね。プロ野球も本質的には同じだと思うんです。プロスポーツなんだから(だから采配能力は二の次で長嶋さんとかが監督やるわけです)。

今回の落合監督は「不人気」道に一歩足を踏み込んじゃったんじゃないかなぁと。

■つまり

日本シリーズを通しての俺の中で落合さんの好感度が下った、ということでした。