RSSリーダーはメールに勝てないかも。

RSSリーダー考察シリーズ第5弾くらい。

■僕がRSSリーダーを使い始めたわけ

MyblogListからの移行。当時(2004年)は購読しているブログをMyblogList(現ドリコムRSS)に登録し、自ブログにブログパーツを貼り付けて更新を確認していた。

※イメージ的にはこのサイトの"スノーボーダーブログ更新情報"のような感じ。

しかし更新されたブログを読むにはクリックして別ウィンドウを開かねばならない。ブログ登録数が増えるにつれそれが苦になり、本文ごと読めるRSSリーダーに移行し今に至る。

ということできっかけは「更新管理がしたいから」でした。

■「更新管理」機能はGEEK、mixiユーザー問わず利用する。

Googleアラートしかり、mixiの友達最新日記しかり。これに異論はないと思う。

そこで「RSSリーダーはブログの更新情報が知れて便利!だからRSSリーダーを使おう!」となるのだが、それだけならMyblogListやはてなアンテナのような更新管理ツールでよいのではないか?もうちょい言うならメールで更新情報をお知らせするシステムがRSSやトラックバックみたいにブログに標準装備されていたらどうなっただろうか?。もしかしてRSSは普及せずメールで購読管理してたかもしれません。

ということで、「更新管理ができるからRSSリーダーが便利」という説は説得力が弱いのではないかと思えてきました。

■話が変わって「情報のリーチ効率」問題

メルマガが未だ現役なのは、情報のリーチ効率が高いから。ほとんどのメルマガは何かに特化しており自分の望んだ内容が配信される。

ではブログはどうか?例えば面白いブログを見つけたとする。そのブログを定期的にチェックしたいが自分が読みたいカテゴリの記事に混ざって日記的エントリーが入る。こういう時に「自分の読みたいカテゴリだけ読む機能」が提供されてない場合が多い。

※もちろんそういう機能は存在していて、例えばWordPressに実装されてるカテゴリ毎のRSS出力。あるいはナビゲーションでカテゴリに誘導する。カテゴリ毎のTOPページにパーマリンクをつけブックマークできるようにするなど(こんな感じ→pur*log)。

で、最初に戻るんだけど確かにRSSリーダーで更新管理はできる。けど、更新されたのは自分の読みたい記事じゃないかもしれない。よってRSSリーダーがいまいち普及しないのは、カテゴリ別RSS出力を提供しないブログ側に問題があると言える。

…というのは言い過ぎかもしれないが、カテゴリ別RSS出力が標準になればRSSリーダーの便利度ももっと上がるのになぁと思いました。さらに言うなら指定したカテゴリの記事だけ更新をメールで知らせてくれる機能が最強かなぁと。残念ながら読み手に多様な購読方法を提供するほど各種ブログランキングは低くなるのが今のブログスフィアだけど。

■結論

「指定したカテゴリの記事だけ更新をメールでお知らせする機能」が最強かもしれない。あとRSSに固執せず多様な購読手段を提供すべきだなぁと思いました。自戒を込めて。