実際に失敗して学んだほうが効率がよい

後輩と一緒に仕事してる時に「おい、今のまま進めてたらミスってたぞ。次から気をつけよう」ってことがあるんですけど、何回言っても治らないんですよね。まぁ僕も昔同じようなミスをしてたし、気持ちは分かるんですが。

こういう時、もう注意するの面倒になったからわざと注意せずに実際にミスって痛い目見てもらったほうが早いなぁなーんて思うんです。まぁ僕が同じミスを昔やってるので、会社的には同じミスを再発させちゃう会社ってことでダメなんですけど。

これってよくある話で、実際にミスってから「あ~◯◯さんが注意しろって言ってたなぁ」みたいなね。けど実際に失敗したほうが印象に残るし、効率いい気がするんですよ。時間は有限だし、同じ注意を5回聞くより、1回失敗したほうが次に進むの早いもんね。

問題は失敗した時の影響であって、1回の失敗で始末書とかその他もろもろ発生しちゃう場合は、さすがに失敗できないし地道に注意するほうが組織としてコストが安くなるので、失敗できない。そういう意味だと、失敗してなんぼ(失礼)のベンチャーの方が、仕組みとして失敗を防げる(そして失敗すると影響の大きい)大企業に比べて、個人の成長は早いのかなぁと思いました。

逆に言うと、研修期間とか、初心者期間とか「失敗していい場」では積極的に失敗したほうがよいなとも思いました。


スノーボードの話で言うと。

今シーズンも集中治療室送りだったり足折って3ヶ月歩けないとかって怪我をしてる人がいるんですけど、全員1回も大怪我したことのない人なんですね。僕も含めて1回大怪我した人は慎重になるというか、安全確保ラインが上がってリスクを避けるようになるので、2回目はないんだろうなぁと思います。

ということで友達と話した結果「即入院クラスで一番軽い怪我をするのが大事」ということになりました。まーしかし即入院しないといけなくて、一番軽い怪我って何よ!?って話ですが。