ソチオリンピックについて思うこと:主にスノーボードスロープ

スロープ予選開始までに書こうと思ったらこの時間。

スロープについて

念願のスロープスタイルのオリンピック採用ってことで、楽しみです。ハーフパイプがオリンピック種目だったけどパイプがあるゲレンデの方が少ないし、あっても滑ったことがない、って人も多いんじゃないかな。そういう意味では、スロープで採用されるジブ・キッカーは入ったことがある人が多く、パイプよりは親近感があるのかな、と思います。俺も18mキッカーなら飛ぶだけ飛んだことあるしね!!!!

ただ、採点基準が分からんのが問題。俺も人に説明できない。X-GAMEの動画見たり六本木のBURTON RAIL DAYS見たりで、スロープ・ジブ大会はそれなりに見てるんだけど、未だに採点基準が分からん。例えばBSトリプルコーク1440対決!ならどっちがいいか言えるけど、BSダブル1080とFS1260でどっちが点数高い?と言われると、うーん、みたいな。

ジブなんてそれが顕著で、どのアイテムでどの技やれば点数高いかってマジ不明。RAIL DAYSみたいに同じ場所何回も滑って毎回得点が出るなら「ここでこういう技やると点数が高くなるんだな」って分かりますが、スロープってキッカーも含めた総合点なので分からんよね。個人的にはBSハードウェイ450INとかされても一般人は分からんので、軽くマトリョーシカの頭タップしてキッカーに力注いでほしいと思ってます。

採点基準を厳格に、ってするならジブアイテムは各セクション1つにして、技ごとに難易度指定すればわかりやすいけど、それだとフィギュアみたいにつまらなくなっちゃうし、不確定な部分がある競技でいいな、とは思ってます。

ホーグモ大先生骨折

残念。テレビで「トシュテン・ホルグモ」とか報道されてるのも残念。

映像見ると「これで骨折?」って思っちゃうけど、当たりどころ悪かったのかな。ホーグモ棄権で角野友基の順位が上がった、って意見もあるけど、正直、一番見たかったしライダーだし昔から道切り開いてきた人だから本当に残念。

ついでのショーン・ホワイトも棄権してたけど、それを見たカナダ代表勢がショーンdisりまくってて面白かったです。

メダリストだけが表彰されるという風潮

仕方ないけど。例えば角野友基が4位とか5位でもめちゃくちゃすごいと思うんですよ。今回の出場メンツ見るとね。ただ3位と4位じゃ世間的にぜんぜん違う。個人的にそれはおかしい!と思うけど、じゃぁ入賞の8位までをメダリストにするとどうなるかっていうと価値が分散する気もする。

どこかで見た記事だと「TOP3」に絞るのが人間の脳的に理解しやすいらしく、例え8位までを表彰することにしても、結局はTOP3や優勝者がクローズアップされるんじゃないかな。というか、8位までを表彰することにすると、スノーボード以外の8位までの人も表彰対象→8位以上の人のバーゲンセールとなり、やはり価値が下がるんじゃないか。

という意味では、3位以内をめちゃくちゃ表彰するっていう今のシステムは3位以内に入るメリットが大きく、それなりに意味があると思います。

角野友基くん

有名人になっちゃった。GoogleIMEでも「かどの」だけで変換候補に出てくるし。それはともかく、トータルワークアウトで筋トレして、小学校の頃のいじめをバネにしてスノーボードに取り組んで…っていうマスコミ対策が機能してるなーって思いました。

順位予想

最初に書いたとおりスロープの点数付けについては疎い僕ですが、トリプル決めた人が勝つんじゃない?(適当) 海外勢見てると友基くんが3位以内に入るのは正直難しいと思うけど、誰もが納得する順位付けになればいいと思ってます。金メダリストがTOYOTA BIG AIRに来てくれれば日本的には良いかな。

冬季五輪全般

スノーボードの次に注目しているのはカーリングです。あれは純粋に試合が面白いしゆっくり見れる。国民的な感心事だとフィギュアとかなので、それはそれなりに見ます。あ、見ないかも。あとスピードスケート・ショートトラックでのゲスい駆け引きや進路妨害を期待してます。

アポロ・アントン・オーノ – Wikipedia

※ 他競技をこういう目で見るなら、スノーボードも色目で見られて仕方ない

あとまー日本雪国で冬季五輪向いてるってことは日本人は認識したほうがいいんじゃないかな。ちょっとゲレンデ遠いだけで、外人がわざわざ滑りに来るくらいだし、冬季五輪も2回開催してるし。