FEEDBRINGERのサービス停止の件について

FEEDBRINBERとはサーバー型の無料RSSリーダーです。

対応の不手際を痛感」しているらしいですが一応。

無料だしアルファ版だから常時サービス提供は望んでいないし、昼間にメンテナンスするのも仕方がないと思う。…まぁ本音を言えばミラーリングなのにオンラインで交換できなかったり、HDDの交換作業の割には時間がかかり過ぎていたりするのが運用面の不備?とか思ってしまうのだけれど。

それより僕が言いたいのは、当初の作業時間をオーバーしたことと、それにも関わらず(作業時間内に)作業延長の告知が一切出なかったこと。まず作業時間を正しく見積もれないということは「HDDを交換してデータを移動するときの復旧手順」が確立されてなかったんだろう(仮にテストを行って復旧手順書があったとしても、実際に作業時間オーバーしているのだからユーザー視点では確立されてなかったのと同じ)。あるいは11:00~15:00というのが「なんとしても作業を完了させるためのデッドライン」という認識ではなく「普通にやればこれくらいで終わるよね」というものだったのかな?それとも両方?とにかく

長めの期限を宣言して時間内に作業終了>短めの期限を宣言して時間オーバー

というのを再確認(知っているだろうから)してほしいです。

後は作業延長告知を15:00までに出さなかったこと。これは…だめでしょ。FEEDの確認しようと思ったら15:00までメンテだから終わる頃にチェックしようかな、普通は余裕を持って期限宣言するからもしかしたらもっと早く見れるかもしれないな、と思って15:00くらいにアクセスしたけどメンテナンス中。開発室にはなんの情報もない。30分くらい経ってアクセスしても状況かわらず。どういうことやねんという感じですよ。

個人との待ち合わせなら送れる前に事前連絡すると思う。それと同じでシステムの向こう側にいるユーザーをもっと意識してほしい。システム提供者側から見れば1対多人数かもしれないけど、こっちからは1対1の関係なんだから。

…ていうか超ウルトラ偏見の目でぶっちゃけると、こーいうベンチャー系の無料Webサービスって機能は革新的で優れてるけどメンテナンスや障害復旧っていうのを全然考えてないよね、と思っちゃう。それをJUGEM騒動で痛感した結果、無料ブログサービスに嫌気が差してsbに移動したんだけれど。障害復旧手順が確立されてないことって、僕視点(やほとんどのITエンジニア視点)ではメーラーがOutlookでHTMLプレビュー機能使ってるのと同じくらい恥ずかしいことなんだよね。うーん。

といっても僕個人としてはFEEDBRINGERがそーいう道に進んでも別にいいと思ってたり。機能的に便利だから使い続けるしメンテナンスなんて頻繁にないだろうし。作る側も保守とかめんどいだろうし復旧手順書書いて復旧テストするよりプログラムとか書いてるほうが楽しいし面白い機能も作れそうでしょ。ただまともなWEBサービスを目指すのなら保守運用は避けて通れない道だし、「お客様にサービス提供させて頂いている」って視点をもっと持ったほうがいい。その視点さえあれば最悪でも15:00までに時間オーバーするって告知を出せたはずだろうから。

まぁFEEDBRINGERがどっちの道を目指すのかは知ったことじゃないけれど、ちゃんとしたサービス提供をするつもりがあるのならハードウェアの構成よりも運用体制や運用意識を見直してほしいってことで。

じゃ、夜勤行ってきます。