Lotus Notesはマジで使えねーつーかSI業界のお荷物というお話。

ロータスノーツのネガティブキャンペーン:ある nakagami の日記:So-net blogを受けて勢いで書いてみた。

■俺のスペック

  • 資格:MCSE(ペーパー)
  • 主な仕事:Notes使ってる企業さんをExchangeに乗り換えさせる
  • ユーザーとしてのNotes使用歴:4年ほど(Notes5.5,Notes6)
  • 他のグループウェア使用歴:SharePoint(MS社)など

ということで、MS社寄りにバイアスかかってる俺です。あ、なぜNotes使用経験があるかというと常駐先企業でExchangeを導入したもののNotesを完全に駆逐できてないからです。

■Notesのダメな点

1.操作が特殊
F5でログアウトってどうよ?とか。設計思想が普通のアプリと全然違う。

2.ていうか使いづらい
言葉で説明し辛いのですが、MS製ソフトに慣れてると最初は戸惑うと思う。例えば、文章を複数選択するのに文字列が反転する代わりに左列にチェックが付くとか…。

3.データベース
SharePointとか(多分他のアプリでも)普通にパーマリンク辿って情報に行き着けるのに、なんでDB追加しないと見たい情報見れんねん。いや、僕とかSIerならいいんですけど、半角英数字に抵抗のある普通のユーザーにとっちゃキツいでしょう。あとレプリカの概念とか難しいよ。

4.iNotesが使いづらい
iNotesってのはブラウザベースのメール見る機能だけど、これが使いづらいやら遅いやら…。OWAの方が全然マシ。もうちょい言うとGmailが良い(ぉ

5.デザインが古臭い
これは主観。

6.技術者・技術書不足
ロータススクリプト書ける人が周りにいなくて困ってます><

正直NotesはIBM社が社内で使ってるから続いてるだけだと思います。
古い機能を完全に捨て切れてないから、機能/操作は複雑だけど出来る事は他と変わらないっていうか。変わらない、というか作りこめば他より多機能なんですが、技術者不足とクライアント側の使い勝手の悪さは変えられない。ここらへんカタログには記載されない部分なので導入してから気付いて後の祭りってパターンがあります。取りあえず導入を検討するならテスト環境構築してクライアントサイドの検証を使い勝手を中心に検討する。機能で選ぶならNotesもアリですがそれよか使い勝手でしょ、ってことで。