国会議員奨学金を作ればいいと思った。

国会議員の年収が2000万円くらいで高すぎるから減らせ!って意見もあるけど俺は反対なんだよね。ていうのは、例えばぽっと出の新人(杉村太蔵くんクラス)が当選したとして、年収500万円くらいじゃどうにもならない。秘書雇ったりいろいろお金がかかる。そのくせ、次の選挙で落ちたらただの人。元の職業には戻れず貧乏くじ。
つまり杉村太蔵くんの場合、「国会議員なんかにならずに、高額年収だったドイツ証券に勤務し続けてればお金持ちになれたのに…」と世間の人は思っちゃうわけである。そんなんじゃリスクが高すぎて志ある一般市民は誰も立候補せず、地盤があり親がお金持ってる二世議員ばっかりになっちゃう。
で、思ったのは国会議員奨学金。具体的には新人で当選した人は年収2000万円くらいあげちゃう。二期目の人は1000万。三期目の人は500万って段々額が減っていく。新人は地盤も持たず協力者もなく、やる気はあるけどカネはないのでたくさんお金あげちゃう。仮に二期目に当選できずに国会を去ったとしても、一応お金はあるので次の職を見つけるまで食いつなげられる。セーフティーネット。
逆に三期、四期と当選すると中堅→大物と出世して、テレビ出たり自分でパーティー開いてお金集められるので、国からもらえるお金は"はした金"になるはずである。仮に落選してもそれなりの地位に居るのでどっかから声がかかって再就職できる。
今は国会議員になるメリットがなさすぎて+リスクが高すぎて、有能な人が「日本が滅んでも食っていけるように」と国は放っておいて民間企業でがんばろう!ついでに[社内公用語を英語にしちゃおう!](http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100630/t10015459281000.html)となってるのが現状。
もっと政治への参入障壁が減って「民間企業でトップ狙うのもいいけど、国会議員目指して国を変えるのも面白いかな。人生一回きりだしチャレンジしなきゃ!」とか思う人が増えればいいな。