池の平スキー場の管理人さんの話が的確すぎる件について

[管理人ブログ: SWEET19プロジェクト](http://blog.ikenotaira.net/blog/kanrinin/2010/08/sweet.html)
もう俺の思ってる事と同じ過ぎて。
俺は大学生でも誰でも**強制的に雪山に連れて行って何日か滑らせれば、そのうちの1%か2%はどっぷり雪山にハマると思ってる。**だってそれまで真剣にスポーツに取り組んだこともなく、スキーは滑れるが特に好きではなかった俺が、大学の時にスノーボードを始めて何故か知らんが雪山ジャンキーになっちゃったんだもん。
雪山には言葉じゃ表せない魅力があって、誰がハマるかなんてやってみないと分からない。運動神経がいいとか悪いとか、イケメンだとかそうじゃないとか、身長が高いか低いかなんて関係ない。僕も10年ボードやって「何でそんなに雪山行くの?」って言われたとき、ただ楽しいからって理由しかないもん。
とりあえずやらせてみて、合わなかった人はしょうがない。けど1%~2%の人間は理由は良く分からないけど雪山が好きになるはず。「とりあえずやらせる」母数を増やすことが雪山ファンを増やすことに繋がる。
### 俺の場合
ボードをはじめたきっかけは大学のサークルで年に1回、1泊2日の雪山旅行があったから。大学1年・2年の時はスキーで参加してたけど用具を持ってたわけでもないし、周りはどんどんスノーボードになっていく。大学1年の時にボード初心者だった友達も2年になったらある程度滑れるようになってきて「俺もスノーボードやったほうがいいのかな…。」と思って始めた。3年・4年と後2回は雪山旅行に行くわけだしね。
ただサークル合宿で初ボードで恥をかきたくない。だから合宿前に友達にお願いして2泊3日の合宿を組んでもらった。それが初ボードで場所は妙高杉の原でした。その後の雪山旅行を合わせて1シーズン目の滑走日数は計5日。それ以降は[こんな感じ](http://prius.cc/d/20071231_2007nen12gatsu31nichigenzai_su.html)で滑走数うなぎのぼり。自分がここまでハマった理由は全然分からないけど、とにかく滑らなきゃ!って思ってた。
### SWEET19プロジェクト大賛成です
俺みたいに親が連れて行ってくれる環境ならともかく、ボード始めるのはそのくらいの年が多いと思う。

teraco「19歳に1シーズン5日間滑ってもらおう!」って俺にどんぴしゃや。まさに俺が19歳の時に年間滑走5日で次の年からどっぷりハマっていったもん。2010/08/16
03:04:21
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Redfoxnest@teraco 5日もすべる事が出来れば、相当上達しますしスキーの面白さ楽しさがぐっと見えて来ますよなぁ。 確かに狙い目として相当正しいのかもしれません。2010/08/16
03:06:49
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teraco@Redfoxnest そうなんです!普通の斜面なら転ばずに滑れるくらいが5日間だと思います。俺自身、19歳に強制的に年間5日間滑らせれば、1%くらいは雪山にハマる人がいて、その1%がコアになるだけで大成功だと思います。2010/08/16
03:09:06
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Redfoxnest@teraco 時間の余裕と、体力的余裕がある19歳というのもいい狙い目ですよね。 事実、5000円での日帰りスキーというのがスキー初心者にも人気だと聞きますし、スキーを体験したい人ってのはかなりいそうですからのう。 上手くいくといいです。2010/08/16
03:14:12
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sugiiiiiiiiおれもスノボデビューは19だわ。ハマったのはその2年後くらいだったかな。最初はターンを妄想するだけでwktkしてたなー。 QT @teraco: 「19歳に1シーズン5日間滑ってもらおう!」って俺にどんぴしゃや。まさに俺が19歳の時に年間滑走5日で次の年からどっぷりハマっていっ…2010/08/16
03:28:36
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で、俺の会社は若い人が多くて会社の人と雪山行ったりしたけど、客先でそういう話を聞くのは少ない。まぁ上の人が別のスポーツ好きだと付き合う内に自分も好きになったりするしー。
ということで**19歳くらいの人にとにかくゲレンデに来てもらうって戦略は全く持って正しいと思う。**
### どうする?
正しいのはいいとしてどうやって実現するのか。まず池の平1社だけじゃ値段下げても微妙。というのは、**1社だけ激安だと逆に客が寄り付かないから。**他より圧倒的に安いよりちょっとだけ安いほうが返って安心されたりしてね。とにかく**安い理由付け**で客を安心させないと。そのためには「あのゲレンデもやってる」「このゲレンデもやってる」となった方が信用度が高い。それは他のゲレンデの担当者にもがんばってもらうとして…。
#### 平日限定
全く問題ないでしょう。
#### ゲレンデまでの足について
これはバスでいいと思う。年取ってくるとバスが辛くなるしお金もあるからマイカー使っちゃうけど、学生なんて**いかに大変な手段で移動したかが自慢になるような人種だからバスで全然問題なし。**
#### レンタルについて
これは難しい問題。けど**仮に19歳をターゲットにするならレンタルは充実させなくてもよいと思う。**というのは19歳の時にスノーボードを始めて大学の間は年に1回行くとすると、**レンタルより自分で買ったほうが特って損得勘定になるから。**激安のギアとウェアなら全部で5,6万なはず。それで卒業までに10日~15日滑るとすると、1回3500円~5000円。汚いレンタルウェアを1000円とかで借りるよりもいいでしょう。実際俺も買ったし、俺の周りでもサークルで大学1年の時に毎年雪山旅行があるって聞いて一式揃えた人がほとんどでした。もちろんお金の問題で雪山旅行自体に1回も参加しなかった人もいたけど…。
自分の道具を持たせればゲレンデにも気安くなる。例えば社会人1年目になって同期でスノーボード行こうよ~!となったとき、道具があれば行きやすいけど道具がないとそこで止まってしまう。学生⇒社会人で繋ぎ止めさせるためにレンタルに頼らず道具を買わせるってのは重要だと思う。
#### 大学との連携について
これは旅行代理店にお願いする。SWEET19プロジェクトのゲレンデは魅力的なプランを旅行代理店に案内して、後はヤツらに任せりゃいい。**ヤツらの営業力はハンパない。**学園祭・新入生歓迎の時期・その他所かまわず、まるでパックマンを追い回すエネミーのように執拗にサークル会長に付きまとい営業してくる。とにかく学生に直でコンタクトするより旅行代理店を味方につけるほうが早いと思う。
#### 新作ウェアをファッションショー的に紹介する
これはどうなんだろうな…?僕ら的には盛り上がるけどまだカルチャーを知らない人にとってはどうか?ぽかーんとしちゃうんじゃないかな。主催者側の自己満足で終わってしまうかも…。ちょっと効果が分からない。
けどこういう「一般人にボードカルチャー見せる」的なイベントは結構行われてるから、実際に参加したライダーに聞けばいいんじゃないでしょうか。確か田中幸さんも滋賀県の大津パルコでジブイベントやってるはず。あそこなんてまさに一般人ばっかりだから、いい情報になると思う。
逆にクラブイベントとかボードカルチャーと親和性の高そうな人が集まるところでアピールするのは効果大きいと思う。