シュタインズ・ゲート(PSP版)プレイ感想(ネタバレなし)

面白かったです。けど10点満点中7点くらいです。少なくとも、各レビューサイトで高得点を叩き出しているような「世紀の名作」とは思えませんでした。
「続きを読む」で感想を開きますが、以下のような記述・表現が含まれるのでご注意ください。
* クリア所要時間
* ゲームにおける章構成(アニメ版とほぼ同じなので問題ないと判断)
* アニメ○話相当の場面(ゲームのネタバレを防ぐための表現)
* なぜかFF10の中盤くらいのネタバレあります
あ、あとwikipediaはまぢネタバレ満載だから見ないほうがいいです。

### プレイ期間・クリア所要時間
* プレイ期間:9/19(月)~9/22(木)
* 初回クリアタイム:16.5時間
* 完全コンプ:22.5時間
初回クリアタイムが短いのは、中盤でダレてきた時、ボイスオフで文章しか読んでなかったから。あと後半も2行以上続く文章は1行くらいボイス再生した時点でボタン押してしまっていた気がします。
この感想文は完全クリア後(全てのエンディングを見終わった後)5,6時間後に書いています。
### 感想
10点中7点って冒頭で書きましたが、それくらいだと思います。
や、ストーリー自体は良かったですし、余韻も残ってます。またあのラボメン達と一緒の時間過ごしたいなーって思います。けどそれって**良作長編小説や良作RPGをプレイしたのと同じ感情**で、別にシュタゲが特別感動した!また何回もプレイしたい!というわけではないです。や、いい物語だったし複線に気を張りながら再プレイしたいと思いますけど、それも長編小説や別のRPGプレイ後と同じ感情。
そういう意味でストーリーがめっちゃよかった!無人島に持っていくならこの1本!って感じではないです。
### なぜストーリーが”特別良い!”と思えなかったのですか?
なんだろうな…。
一つは”驚き・インパクトがなかった”といえます。例えばストーリー展開で「実は○○は××だったんだよ!」って展開があるんですが、半分くらいは複線から予想した結果通りなのであまり驚きはなく。うっそぉ~!ってなったのはアニメ20話相当とアニメ23話相当の場面、これはどっちもショッキングでインパクトがあったけど…。別に普通の小説でもそんな場面ありませんか?みたいな。
例えばFF10の話しちゃいますけど**「究極召還するとユウナが死んじゃうんだよ!」**の方がはるかにインパクトあったです。なんでだろうなぁ。それまでのストーリーを経験してのキャラに対する思い入れが「ふーん」と「大変だぁ!」を分けてる線だと思うんだけど、シュタゲの場合、謎解き要素を追いすぎてキャラに注目しきれてなかったかもしれない。ゲームプレイ下手なんですかね、俺。
### ADV苦手論
うーん、そういう意味ではADVって**プレイする人次第**ってのが大きいのかなぁ…。ロープレの場合、一応ムービーとか飛ばせますけど、ムービーの質は高いし頻度もそんなに多くないから初プレイは全部見るじゃないですか。ADVの場合「飛ばしたかったら飛ばせる」ようになってるから、ダルいと思って飛ばしちゃうとストーリーに入り込めないまま終盤を迎える、と。あと**RPG自分で考えて動くって要素が大きい**から、ストーリーにのめり込みやすいのかも。
これ、一本道ダンジョンのFF13でもそうだと思う。**フィールド内でキャラクターを目的地に向けて操作するだけでも、ボタンさえ押せばストーリーが進むADVに比べて脳への定着具合が違うと思う。**フィールドの景色も変わるしね。山・洞窟・高原・氷の大地と次々に変わるダンジョンに比べ、常に同じ位置にボタンがありウィンドウ配置の変わらないADVですよ!
そういう意味ではADVってのはやろうと思えばストーリーにのめり込まないままクリアが可能なジャンルだと思う。もっと言うと**ストーリーにのめりこむためには自分で努力しないといけない**みたいな。その導入として魅力的なキャラクターやストーリーが用意されるんだけど…。
### キャラに魅力を感じなかったのですか?
正直、途中まではウザいとさえ思いました。だって全然メインストーリー進まないんだもーん!!!
ラボメンの掛け合いとか日常とか、期待してないので。そっちは別の方面で補充するからメインストーリーだけ進めてよ。推理小説でも本筋が一本通ってて、寄り道なんてしないでしょう?
という心境。キャラ一人ひとりは個性があるし憎めないし、最終的にはかっこいいんだけど…。
このゲーム、いわゆるオタク界隈の”お約束”が盛り込まれているゲームなんだけど、俺ってそういう”テンプレ”的なキャラクターってあまり好きじゃない。というのは、現実世界の要素をゲームの世界に持ち込むことで、ゲームの世界に別の存在が入り込んでいるようで微妙。まぁ秋葉原のオタク文化が主役なゲームだからしょうがないけど…。それにしても狙いすぎじゃないですかね…。
もうちょっと頻度を減らしてくれればよかったけど、いいところでそういう小話が入る事が多かったから嫌な印象が残っちゃったのかも。
### その他
初見プレイでトゥルーエンドとか絶対無理じゃん!ADVってそんなもの、って言われても知らんし。普通にプレイすれば一番いいエンディング迎えられるようにしてよ、と思いました。
### まとめ
うーん、もしかしてADVの楽しみ方を分かってなかったのかもしれない。アニメとか小説みたいな媒体の方が楽しめたかもしれん、と思い始めてきました。
そもそもADVの楽しさって何なんでしょうね。ストーリーを楽しむこと?ボイスとCGを楽しむこと?全選択肢を選ぶこと?全部のCGを集めること?僕は最初の「ストーリーを楽しむ」しか興味がないわけですが。僕はADVをプレイしたいわけじゃなく、シュタインズゲートって物語を知りたかっただけだから。
分析するとそこら辺が理由かな…。自分で書いてて残念な気持ちになってきました。面白くないことはなかったけど、みんなが絶賛するほど楽しめなかったなぁ…というのが結論です。
なんかツッコミがあればコメント欄空いてますし、長文希望なら以下のインタビューズから質問あげていただければ答えます。
[散歩がてらコンビニ – teracoインタビュー](http://theinterviews.jp/teraco “散歩がてらコンビニ – teracoインタビュー”)


(追記)
はー。けどクリアしてから数時間くらいwikiとか考察サイト見回ってるから「ハマってる」って言えるはずなんだけど、心身ともに持ってかれる感覚はないんだよなぁ…。年で免疫ついちゃったのかなぁ。それともやることたくさんあるから、あえてハマらないように脳が制御してるのかなー。だとしたらもったいないわ。
(追記2)
似たような感覚でもっと強い感情があったなぁ…と考えた結果、[東のエデン](http://juiz.jp/special/)の本編・映画を観終わった後だった。あの時は映画見終わった後、誰かに話したい欲があふれてきたし、実際一緒に言った友達と数時間その話したんだけど、シュタゲについてはストーリーにある程度満足しつつも、それほどの熱量がないって感じ。

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