スノーボードC級イントラ講習が超絶つまらなかった件

9/23・24に開催された関東スノーボード協会のC級インストラクター研修に参加してきました。
結論から言うと**マジで時間の無駄でした。**
* 2万円払った研修だった
* インストラクターになる気がない
* B級インストラクターを目指す気はない
* 他にやりたい事をやる時間を削って参加した
という要素もあるけど、C級イントラ講習を受講しようと決めた過去の自分をぶん殴りたい気持ちです。
### 良かった点
講師の方の教えてくれる熱意。それについては、自分が伝えようとしている内容をしっかり理解してもらおう、という気持ちを感じる講習でした。
### つまらなかった点
講師が伝えたかった内容。つまり授業全般。
* 滑りの理論のレベルが低い、といったら語弊があるけど、既に知っている内容ばかりだった。
* テキストに書かれていることしか教えてくれなかった(ので、極論テキストを完璧に覚えていれば講習受ける必要がない)
* B級イントラの技術に時間割き過ぎじゃないですかね(それまでの"指導法"で質問出なかったのに、ここだけ連発されたからイラっときたのかも)
### 自分が望んでいた点
下で書くけど、自分はイントラになるつもりはないです。ただ、友達の初心者に教えるとき効果的に指導できたらいいなぁと期待して受講した。けど期待外れだった。
例えば講習の「実践的レッスン」はこんな感じ。
* Q.初心者が木の葉落としをする時、体が山側に倒れてしまうがどうすればいいか?
* A.体軸が倒れてるんだから、それを修正してあげましょう。
いやいや、**体軸が倒れてるって指導しても初心者は直せないんだよ!**それを何とかするのがレッスンテクなんでしょうが!それを教えてよ!と。
例えると「天井から雨漏りしていますがどうしますか?」「天井の雨漏りしている所を防ぎましょう。」ってくらい無意味な教え。こっちとしては「○○って道具が使いやすいよ」とか「もう一人呼んで脚立も使った方が便利だよ」とか、そういう事を聞きたかったのに。
### 改善要望
テキストに沿うのではなく、実際の現場で使える技術を習得する。現場で使っているテクニックを教えてもらう。
例えば「体が山側に倒れている場合、体軸を起こす」で運動要素は正解なんだけど「体軸起こしてください」で即体軸が起きたら苦労しないって。もっと運動苦手な人の事を考えないと。
「体軸を起こす」を別のスポーツに例える、あるいは日常動作で例えてみるように考える。ディスカッションする。例えば「キョンシーみたいに両手を前に出して…」と例えたら体軸が立ってくれるかもしれない。あるいは、別の例えもあるかもしれない。それが**インストラクターの引き出しってもんでしょう。**
### インストラクターについて
C級イントラ講習受けたらもしかしてイントラやりたくなるかも…と期待したけど、やっぱイントラやりたくないですね。
教えるのは好きだし、献身的に教える自信もある。
具体的には大学の時、新しくサークルに入ってくれた初心者が定着するよう、自分の練習をまったくせず半年間ひたすら初心者の相手をしていたことがありました。週に2回しか来れない初心者に声掛け・指導・やる気を出してもらい、半年後に普通にテニス楽しめるようになった時は僕まで嬉しくなった。
あと大学時代の電気屋バイトの時に"詳しい店員"としてお客様に指名されていたことがあり、その時の"頼られる快感"も覚えてる。
だから時間があるなら初心者を教えたいって気持ちはある。けど、**大人になってやっと見つけた大好き遊びだから、今は自分の好きなように滑りたい。**そう確認できたことだけが、今回の研修会で唯一の収穫かな。
### 結論
綺麗にまとめちゃったけど、今は16000円の認定料払ってC級イントラ資格取得するって気分じゃないなー。大人な判断をするなら「2万円払ってしまっているし、いつ使うかわからないから」で払うんだろうけど、ちょっと今は子供な感情。締切の1か月後までに大人に戻れたらいいんだけど。