趣味を絞ることにメリットについて考える

「趣味は絞った方がいい」とか「この年で○○始めるなんて…」って話。どう思いますか?僕は「人間には無限の可能性がある」とか思っちゃいないけど、本人がやりたいならやればいいし、それで楽しいならベストじゃない、とか思うんです。
実際、趣味絞る方針で生きたとすると、何か楽しそうな事見つけた時でも「趣味絞らなきゃ」って思うし「この年から始めても…」って思いそうで。それって足かせだと思うんです。
なので**「趣味は絞らない方がいい」**ってのが僕の結論なのですが、じゃぁ逆に趣味を絞ったり、勝算があるものだけ始めるって方針で生きると何がメリットなのか考えました。それは**他の人が達成出来なかったことが達成できる**ってことだと思います。逆に、趣味を絞って結果が出せなければ、趣味を絞るメリットは全くない、という事になります。結果論ですが。
じゃあ趣味を絞るメリットがある人ってどんな人だろう、と考えると、趣味を絞ることで結果が出せそうな位置にいる人ってことになります。例えば高校球児とか。高校球児が週2でサッカーやって「野球もサッカーも楽しいなぁ」とか言ってるヒマあればもっと野球に打ち込めば甲子園行けたりドラフトで引っかかったりするかもしれない。例えば音大生とか。音大生が週2で合コンやって「やっぱ大学生活楽しいなぁ」とか言ってたら、ただ音楽上手い人で終わっちゃうかもしれない。イメージですが。
そう考えると、トップ、あるいはトップに準ずる人は、趣味を絞ることで他の人が達成できないことを達成できるかもしれませんが、そうでない人は趣味を絞っても世間的な評価は期待できないし、世間的な評価を期待して趣味を絞っているのだとすると、結果辛いだけかもしれません。
これを纏めると以下の図のようになります。
|-|*趣味を絞る*|*趣味を絞らない*|
|トップを取る可能性あり|**○** (1)|**×** (2)|
|トップを取るのは難しそう|**×** (3)|**○** (4)|
子供の頃ってみんな(1)の位置にいると思います。で、年齢が経つにつれてトップを取るのは難しそうな人が増えてきて、ここで(3)か(4)のどちらを選ぶか、という話です。例えば、かなりの年齢まで(1)の位置にいて、だんだんと衰えてきてトップを取るのは難しそうになった時、それでも趣味を絞り続けて結果を望む生き方をするとだんだん辛くなる気がします。
てことで(1)→(4)へのマインドシフトができるかどうかが人生を楽しむ秘訣かな、と思うんだけど、どうでしょうか?
参考?:林修さん-プロ論。-/リクナビNEXT[転職サイト]
(追記)
ここまで書いてきてアレなんですが、僕もタイプとしては(3)に近い気がしてきました。割と一つの事に集中しちゃうし、その間他の事に目がいかないけど辛くないし。勝つために趣味を絞るってのと、自分が楽しいから趣味を絞るってのは一緒に論じない方がいいのかもしれません。