いわゆる"悪の組織"とは:第二回お題について

第2回のお題は[「あなたは悪の秘密結社のナンバー2です。最近いまいち覇気のない組織の活性化の為に、何か企画書を出そうと思います。どんなことを書きますか?」](http://blog.livedoor.jp/noborder12/archives/cat_177266.html)でした。
今回は本当に楽しいお題でした!お題もそうですが、みんなの書いたエントリがまた面白かった。詳しくは上記リンクから読んで頂ければと思いますが、こういった創作寄りのお題を出す発想は僕にはなかったですね。


さて、**"悪の組織"って現実に存在するのか**という話です。といってもヤクザやマフィアのようなお金目的メインで活動しているところではなく、何らかの理由があって表立てずに活動している、お金以外の目的がある組織。そういった悪の組織って興味ありますね。
### そもそも人間の価値観ってなんだろう。
現実の悪の組織になぜ夢がないかというと、ヤクザもマフィアも裏でパチンコ屋を支配する集団も**結局はお金メインだからです。**彼らが目的を達成したとして組織に残るのはお金のみ。結局世の中の枠組みは変わらない。**悪の組織が既存の価値観に踊ってどうする。**
そもそも悪事とは理性からくるものではなく、**自分の内なる心に正直になった結果、生まれた行動が悪だった**というのが正しい。お金を得るために悪さをする集団なぞ"悪"としては三流以下である。
お金では達成できない事がある。一般的には"悪い"とされている。**けどやりたい!だって面白いから!お金なんてもらえなくていい!**そんな理念を共有する人たちが集まった集団こそ真の組織と言えるでしょう。
ナンバー2さんが所属している組織にいまいち覇気がないのも、当初の理念を忘れて目先の利益を追いかけてるからじゃないでしょうか。つまりメンバーの心が組織から離れている。そう、一番嫌いだった「世の中の枠組み」に悪の組織が飲み込まれつつある。立派な理念でベンチャー企業を立ち上げたとしても、目先の利益につられて受諾開発ばっかりやってちゃぁメンバーの士気も下がるというものです。
カネがなくて、貧乏でも、自分の心に正直になる。
それで覇気は生まれるんです。
自分が悪の組織に入った理由、それをもう一度思い出して…。

ということで有名人のネットサービスのアカウントを停止させてタイムラインに話題を提供する悪の組織を作りませんか?きっと面白いと思いますよ。


ところでスト2の四天王の中ではやはりバルログが一番「悪の組織の人」っぽいと思うのだがいかがでしょう?
バイソンはチンピラ上がりだし、サガットは格闘家。ベガは確かに威厳あったけど、豪鬼にボコボコにされてすっかりネタキャラに。その点バルログはですよ!あの仮面!あのつけ爪!戦隊モノの悪の幹部そのものじゃないですか!スト2のバルログステージで鉄格子に仕切られた観客に自分の対戦、相手をいたぶる所を鑑賞させる…。やはり悪の組織はこうじゃなくちゃね。