ブログ記事のパクリ疑惑を指摘された時の無実の証明方法を考える(backside magazineの件)

自分は文章を書くのが趣味だし、別でライター的な事も行っている。そんな時、たまたま自分が書いた記事が既出の別サイトの記事と酷似していた場合、どうやってパクりではないと証明できるかを考えてみました。

結論から言うと、記事が自分の頭の中から生まれた過程を開示して信じてもらうしかない と思う。

※ 「記事は酷似してしまっている」ので、オリジナリティは主張できないとします

1. 記事テーマの着想を明らかにする

なぜそのテーマで記事を書こうと思ったかの動機を明らかにします。

2. 記事を書くにあたっての情報を調査した経緯を明らかにする

おそらく、自分の中の知識やネットの情報を元に記事を書き上げたのだと思うので、その経緯を開示します。

上記だけだと分かりづらいので、具体例を書きます。

具体例:私の場合

私は5/31にこんな記事を書きました。

ゲーミングノートPCの購入を検討する。 | ぷりどうぐ

こんな記事はネットでいくらでも転がってそうですが、これが自分の着想でありオリジナルである事を明らかにします。

1. 記事テーマの着想

4月くらいから現在のパソコンに不満があり、新機種を待っていた。しかし、期待された新機種が高額だったので、別の機種を探し始めたのが記事を書いた動機です。

2. 記事を書くにあたっての情報を調査した経緯を明らかにする

5月31日はネタ探しのため4時間ほどノートパソコンの情報を調べつつ、記事を書いていました。以下が証拠のChromeのWeb閲覧履歴です。本日が6月24日なので少なくとも1か月程度は残っているみたいですね。

具体例:backside magazineの場合

例の疑惑記事がオリジナルであることを証明するためには、こうすればいいんじゃないかなと思いました。

1. 記事テーマの着想

なぜ「来冬のゲレンデ営業はいったいどうなる? シーズンインしたばかりの豪州の今を知る」をテーマに記事を書こうと思ったかを明らかにします。もちろん

  • 必要だと思ったから

でもいいですが、

  • 編集部の友人の○○さんと話していたら、豪州の対応を情報収集して発信したら日本のスノーボード業界的にもいいかもね、と言われた

の方が信ぴょう性は高まります。

2. 記事を書くにあたっての情報を調査した経緯を明らかにする

backside magazineの元記事に参考にした記事のURLが記載されたので、記事の執筆前にこのURLにアクセスして情報収集した証拠を見せればいいと思います。

  • 9HONEY
    • https://travel.nine.com.au/latest/australian-snow-season-2020-opening-dates-is-it-safe-amid-coronavirus-pandemic/2eaaac77-e604-4e0e-b433-7bd14389a7ef
  • THREDOBO
    • https://www.thredbo.com.au/about-thredbo/covid-19-update/
  • MT. BULLER
    • https://www.mtbuller.com.au/Winter/resort-info/about-mt-buller/covid-19
  • PERISHER
    • https://www.perisher.com.au/plan-your-trip/new-to-perisher/covid19-update
  • 7NEWS.COM
    • https://7news.com.au/travel/thredbo-website-crashes-after-opening-day-sales-rush-c-1094491
  • AAP
    • https://www.aap.com.au/sledding-among-kosciuszko-snowfields-ban/

例の記事は6月22日(月)に公開されているので、6月20日(土)、21日(日)あたりには履歴は残ってそうですね。

おまけ

こういったブログ記事を書いていると「安全圏から高みのツッコミをしている」とも思われそうなので自分の意見を。

  • RYOKOさんの対応について

    • スノー業界はマイナーではあるが、だからといって業界を盛り上げるためになんでもやっていいとは思えません
      • というか、マイナーだからこそ、外部の目がなく内輪的な雰囲気になりがちなのは気を付けないといけないと思ってます
        • ボクシング業界とかテコンドー業界とかを参照。
      • なので、今回、ちゃんと声を上げたRYOKOさんを支持します
      • RYOKOさんのnoteを知れた、という意味では今回の騒動は良かったです(RSS登録しました)
  • そもそもの"スノーボードWebメディア"的な件について

    • BACKSIDE TVの特集は自分のフォロワーの間でも「面白かった」と人気だし、個人ではできない企業Webメディアならではの活動は貴重だと思います
    • ただ、今回の南半球のスノーボード事情、みたいに、個人でしか届かない領域もあると思います。
    • 記事を書くのは俺たちだ、と固執せず、うまいこと個人のtwitter/instagram/ブログを採用して纏めてくれた方が、購読者にとっての情報価値は上がると思います。

そんな感じ。

参考:backside magazine の記事が、外部のnoteの記事に酷似している件 | ぷりどうぐ

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Posted by tera