自分のコロナ戦闘力(中和抗体量)を調べた話

世界中でコロナ対策としてワクチンを打っているわけですが、ワクチンを打つとどうなるかというとコロナウイルスに対抗するための中和抗体が体内に生成されます。これがあると、コロナウイルスが体内に入ってきても毒が中和されてノーダメージとなるわけ。

しかしながら、ワクチンを打っても人によって抗体量はバラバラであり、十分に抗体が生成されずに防御力が弱い場合もある様子。それは気になるやん、ということで可能なのが中和抗体量検査。PCR検査や従来の抗体検査(コロナにかかったことがあるか調査)と同じく、対応している病院で受けることが出来ます。ので、やってきました。

注意点としてこの中和抗体量検査、実生活におけるメリットはありません。例えばPCR検査なら陰性だとイベント参加できる、などありますが、中和抗体量の数値によってどうなるというのはない。ちなみに言うと、中和抗体量が○○以上ならコロナにかからない、という指標もない。研究が進んでないのも大きいし、後述するがそんな単純な話じゃない。分かりやすく言えば、例えば徹夜明けで免疫力が落ちていると抗体量うんぬんではなく普通に免疫が落ちて病気にかかりやすい。てことで、中和抗体量が高いからといってリスクの高い行動をとると感染する、というのも十分ありうる。

んじゃなんで検査したのって事だが、 こんな面白そうなこと、今しかできねーじゃん! 将来的に「俺、ウイルス2回打ったら中和抗体量○○だったぜ!」って後世の人に自慢できるからね!

13,000でした。ワクチン2回目は8/23に受けて9/7に測定したので、15日後の測定です。

これが低いか高いかという話ですが…

新型コロナウイルスの中和抗体検査とは?ワクチン接種後に免疫が出来ているかどうかを調べることができるの?医師が解説します | CLINIC FOR (クリニックフォア) 内科・アレルギー科・皮膚科

  • ~0.8:抗体なし
  • 0.8~300:1回感染した
  • 300~1,000:ワクチン1回目
  • 1,000~100,000:ワクチン2回目

のようなので、普通くらいではないでしょうか?といっても、中和抗体量についても「普通は4,000」「20,000以上の人は1回感染済み」と諸説あるようです。諸説の一部を乗せときますが、詳しくはいろいろググってください。

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ちなみに戦闘力という話を出したので言うと、13,000はサイヤ人襲撃編(ベジータ編)の悟空が界王拳2倍を使った16,000より弱い。それより上が18,000はキゥイ(きたねぇ花火の人)。13,000より下というとナッパの4,000。なお今回調べて初めて知ったのですが、ラディッツの戦闘力は1,500もあるようです。

原作のイメージ的に

ラディッツ <<<<<<<<< ナッパ <<<< ベジータ

だったのが、戦闘力では

ラディッツ <<<< ナッパ <<<<<<<<< ベジータ

でした。

考察・気になる点

中和抗体量がどれくらいまで下がると効果がなくなるのか?

これはテレビなどで話題になっていますが知りたいところ。上で出した通り、抗体量が0.8~300なら1回感染した人であり、1回感染したらしばらくは再感染してない。てことは、中和抗体量が300以上ならいいんじゃね?と思いますが、ブレイクスルー感染などを考慮してもそう単純な話でもなさそう。多分、中和抗体量だけがファクターだけじゃないんだろうなぁとは思います。

ブレイクスルー感染とか呼ばれてるのは、ちゃんと抗体が出来なかった人ではないか説

ファイザー/モデルナのワクチンともに、100%の効果を生み出すものではない。モデルナの場合は94%くらいが有効率である。ってことは、その6%くらいの人は中和抗体が少なかった人じゃね?と思いましたが、国や和歌山県のデータを見ると抗体陽転率が100%なのでワクチン打ったけど抗体が出来なかった!ってパターンは少ないように思いました。

そもそも、モデルナが94%有効、というのも従来の株に対してでありデルタ株に対しては70%程度(だったかな?)、シータ株など最近のナウい株や中和抗体が多くても感染しちゃうぜ!なウイルスなので、やはり中和抗体量は1つの要素にしかすぎないような気がしてきました。

まとめ

そうはいっても中和抗体量調査が出来て面白かったです。みなさんも機会があれば計測いただき、勝負しましょう。