新人に対して厳しい目を向ける自分について

うちの会社では、新入社員研修で各部署を回ってインタビュー&レポート代わりに部署紹介のWeb作成をするというイベントがあるのだが、今年の新人が作ったサイトは酷い。ケバい、ナビゲーションがない、「ここをクリック!」がmailtoリンクになっておりメールクライアントが起動する、フォントが創英角ポップ体。「痛いほーむぺーじ」の集合体である。確かにWebサイトの作成経験はないかもしれないけど、見難いことぐらい分かるだろうよ。

新人の日報に「ホームページ作成経験がある」と書いてた人が多かったので期待していたんだけど…。確かにJavaScriptを使ってカーソルの軌道を表示したり、写真をマウスオーバーすると別の画像に変更されるなど小技は凝ってるんだけど…。重要なのは見易さでしょうが。研修=ビジネスなんだから。

■↑と、新人に批判的な自分ってどうよ。

いや、こんな事思ったのって今年が初めてなんですよ。2年目、3年目はクオリティ関係なく楽しめたのに、年がたつと新人の時の気持ちを忘れていくのかな?あと5年くらいしたら飲み屋で「最近の若い者は」とか愚痴ってるかもしれんw

実際新入社員Webサイトのクオリティはどの代もあまり変わらないので(創英角ポップ体は今年くらいだけど)、こういう事思うのは俺自身が社会人的思考に染まったのか、あとは世間の「やっぱり最近の新人ってゆとりだよね」という雰囲気に迎合してしまっているかだろう。

逆にいうと、上記のような感情を持って新人と接すると必ずうまくいかない。新人といっても自分が大学4年の時の1年である。サークルの新入生を迎えるように優しく接してあげたいなぁ。