カムイ竜ヶ崎 2010年1月30日クローズ

悲しい。悲しすぎる。以下、mixiコミュに張られた閉店のお知らせの張り紙。


このブログにも書いてきたけど、カムイ竜ヶ崎は俺がパーク初心者の頃からずっと通ってたゲレンデで常に俺の成長と共にあった。
[室内ゲレンデのカムイ竜ヶ崎に行ってきた。](http://prius.cc/d/20080430_shitsunaigerendenokamuiryuugas.html)
これが最初に竜に行ったときのエントリ。それ以来、おそらく100回以上は通いつめたと思う。常連に比べると少ないほうだけど、夏シーズンの大半をカムイ竜ヶ崎で過ごした。俺の思い出書いてもしょうがないけど
* シーズン終わって竜に通いだすときの国道6号の景色
* 暑い暑いと言いながらフル装備に着替える真夏
* 練習終わってぼーっと空を見上げた時の星の広がり
* 帰りに適当なラーメン屋に入って当たり引いたこと
* 「こんな真冬に誰もいねーよ」と思いながら行くと意外と人居たり
全部懐かしく思えるし、それが来年はもうできないなんて悲しい。竜が無くなれば俺は一生茨城県に行くことはないだろうし、あの道を走ることも無いと思う。
とはいえ、竜が(経営的に)ヤバいんじゃないかというのは感じていた。まずリフト券の値段が安い。もちろん助かるんだけど、他の室内ゲレンデに比べてかなり安く、もう少し値段を上げても人は減らないんじゃないか、と思っていた。後はスノーヴァ溝口・新横浜やカムイ御坂に比べてイベント主催率が少ない。他のゲレンデはイベントやスクールを主宰して収益化+知名度や一見さんを呼び込んでいたのに、竜はスクールも積極的じゃなくイベントも年に1回しか開催されなかった。一般人のリフ券だけじゃぁ限界があったんだと思う。
どんないいものでも収益を確保しなければ無くなり悲しい思いだけ残る。そりゃ他の室内は商売っ気があるしイベントのためにコースクローズして不満もあったけど、ゲレンデがなくなるよりはずっといいし、ユーザーとしてもそういう不便を受け入れていかないといけないと思う。不況だしウィンタースポーツってマイナーだし。
### 今後の室内の流れ
実はこの秋、長野県の小布施に小布施KINGSってゲレンデができた。「室内ゲレンデ」ではなく、雪はないけど着地点がエアマットで怪我しにくい施設。同じような施設は神戸や福岡にもあってプロライダーにも人気が高い。僕はまだ行ったことがないけど、コスト的には「室内ゲレンデ」より安くすみそうだとは思う。だってアプローチの人工芝代とエアマット代だけだし(それでも高いと思うけど)。S-airっていうウォータージャンプ施設も人気で、こちらもコストはアプローチの芝とプールに張る水代だけ。とにかく「冷房を使って室内の気温を下げて雪を作る」ってのはバブル期の遺物になるのかもしれない。
### まとめ
最初から継続が無理な施設は作らないでほしい。無くなるときに悲しいだけだから。維持・運営にお金かかることは分かってるので運営が無理にならない程度のリフ券代設定してください。