Do As Infinityが好きだ。

と書くのは少し勇気がいる。

なぜならDo As Infinityと言えば、avexの後ろ盾がありながらデビュー前に路上ライブで素人さをアピールする小ズルさから、デビュー後はavexの後ろ盾の元でCDシングルには常にタイアップ付き、悪名高いCCCDを何枚もリリースし、音楽性といえば特に捻りのないJ-popサウンドながらロック風のプロモーション。音楽性もないのにコネとカネだけで有名になったアーティストとして、インターネットを席巻するロキノン厨からツバを吐きかけられてもおかしくない存在だからである。

いきなりボロクソだが、なぜこのエントリを書こうと思ったか。それは僕のカーオーティオの再生数No.1がDo As Infinityだからである。ここからは僕がなぜDo As Infinityをついつい再生してしまうのかを、僕なりに分析してみようと思う。

歌詞が軽い

言い換えるなら、歌詞が深刻ではない。ちなみに僕は歌詞厨で結構歌詞チェックしてます。Do As Infinityの歌詞が適当とかそういうつもりは全くなく、ちょっと厨二病入ったDAIならではの世界観があると思う。が、伴都美子さんの歌声にかかるとなぜかリアリティがなくなってしまうのである!不思議!よく言えば幻想的で透明感があり楽器と一体化している、悪く言えば心に訴えない歌声だと思う。

対局なのがSuperFlyで、あのソウルフルな歌声なら、何を歌ってもガツンと心に響くが、ボーカルの印象が強すぎて合わない曲もあるんじゃないかと思う。

捻りが少ない

もう褒めてるんだかどうだか微妙なトコだけど(最初から?)Do As Infinityの曲はどの時代を取っても似たようなパターン、曲調で商業作品としては安定している。これが椎名林檎なら1st,2ndとヒットしてからの、ファンを戸惑わせるような3rdアルバムを出したりするんだけど、Do As Infinityの場合、どのアルバムを取っても波が少ないというか傑作も駄作もない気がする。

よってメリットとしては、Do As Infinityが好きな人間は、古い曲から新しい曲まで変わりなく楽しめるということ。

※ 3rdアルバム収録の「Week!」と10thアルバム収録の「Work!」なんてタイトルから歌詞の内容も一緒やろ!と突っ込みたくなる。

結論

ということで、Do As Infinityがカーオーディオ再生数No.1の理由としては、歌声も含めて曲がBGM風で聴きやすく、どのアルバムを聴いても飽きが来ず楽しめるから、である。あとここまでボロクソに書いてるけど、伴都美子の歌声とか歌詞とかサウンドとか、それなりに好きなんだと思う。

「好き」って面ではもっと好きなアーティストがいるし、テンションを上げるという意味では洋楽もよく聞くけど、Do As Infinityのように4,5枚連続でアルバム聴いても大丈夫、というのは少ない。

例えばMr.childrenは好きだけど1曲1曲のメッセージ性が強すぎて「うわぁ~疲れたぁ~」となってしまうし、テンション上げ上げ洋楽を2,3時間聞き続けるのは辛い。その点、Do As Infinityなら4,5時間聴いても割と大丈夫である。

そんなわけで、最後に結構褒めたからこのエントリ許されるよね?

あ、間違えた。