ウィンタースポーツとケガ
触発されたので書いてみます。
先日、友人の女の子がキッカーで足首を骨折(リフトから見ていた俺。多分しばらく忘れられない)。facebookの近況報告からすると、中々難しい状況らしいです。
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ウインタースポーツと怪我
レジャーで年数回行く、という人は関係ないですが、スキー・スノボにがっつりハマって飛んだり跳ねたりする人は必ず1回は骨折入院すると言っていいと思います。具体的には…
- 体が丈夫な人(元ラグビー部、プロレスラー、元ヤンキー) → コケるけど骨折しない
- 運動センスがある人(元運動部のエース、スポーツテストAランク) → コケないしどんどん上手くなるので一般人の敵
- 一般人 → コケて怪我する
です。僕は一般人なのでいろいろ怪我したし、寝たきり入院も経験してます。怪我履歴は怪我とリハビリ Archive:ぷりどうぐを参照の事。
洗礼を受ける
今シーズン、他にも骨折入院した人もいるのですが、全員が今まで一度も大きな怪我をしたことがない人でした。大体20代ですね。人は失敗からしか学ばない、と言いますが、一度怪我してベッドの上で動けない状態でいろいろと振り返っての後悔や反省があるんじゃないかと思います。
怪我した前後で変わること(滑り面)
もう二度と怪我はしない、という強い気持ち
これが得られないと怪我した意味が無いです。1回は骨折入院する、と書きましたが、逆に言うと2回経験している人はほとんどいないです。目の前に飛びたいキッカーがあるけど、ちょっと疲れてる時。怪我する前なら「飛んじゃえ!」ですが、怪我した後は、このキッカーを1回飛んで何になる?もし怪我したらあの辛い入院生活を経験するんだぞ…と、辞める勇気が手に入ります。
自分の心と向き合う力
怪我した時ってのは、普通の心情じゃない時が多いです。久しぶりの友達と一緒に滑ってたり、午前中曇りだったのが午後から晴れて嬉しかったり。心とカラダの距離が離れてると怪我に繋がりやすいです。ラストだからがんばろう!→怪我、ってのも鉄板パターンですね。体は疲れてるのに頑張っちゃう。
一度怪我すると、事あるごとに「あれ、俺浮足立ってないかな?」「ちょっといい気分になってるな」って自分を見つめ直して、調整する力がつくと思います。
自分の体について知る
怪我した後のリハビリは長いです。その間に医学療法士の人といろいろ会話すると、体の動かし方や基礎力つけるトレーニングを教えてくれたりするんですよね。例えば椅子に座ってる時に足を組まない方がいい、とか普段の動きから。まぁ地味なトレーニングなので退院した後やらなくなったりするし、椅子に座ってる時にめちゃくちゃ足組んじゃったりしますけど(←ダメなパターン)
怪我した前後で変わること(その他)
長い自由時間にいろいろ経験できる
合法的に長期休暇が取れる唯一の機会です。僕の場合は約2ヶ月かな。この期間に
っていろいろやりました。詳しくは2009-03:ぷりどうぐ参照。
今だったら英語とプログラミングをやりたいな。ある程度纏まった時間がほしいけど、社会人では難しい。けど骨折すれば時間出来るよ!(白目)
そうそう。会社を辞めてブログで食ってこう!って人もいるけど、俺の場合、この2ヶ月があるから「俺には無理」って思えます。そういう「もし会社辞めたら○○やってみよう」ってのをお試しする期間にはぴったりでした。まぁこれは日本の会社が長期休暇を認める文化になればいいのかな。
最後に
周りで何人も骨折してるけど、みんなゲレンデ復帰を果たしてます。怪我してしまったのは残念だけど、いい機会だと思って有意義な時間を過ごしてほしい。焦っても怪我は回復しないしね。
ま。骨折しないのが一番です!!!
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