香港→中国(深セン)→香港→台湾→沖縄メモその1

2019年8月19日

いろいろあって香港→中国(深セン)→香港→台湾→沖縄と移動したのでメモ。ひとまず前半の香港→中国(深セン)のみ。

香港

回った場所

前半は佐敦(ジョーダン)付近に宿泊し、ジョーダンや尖沙咀(ティムシャーツイ)あたりを散策。ジョーダン付近のお店は「支払い」の項目参照。なんか飯しか食ってない気がするけど、まぁ正しい。日本で言うと、新宿ゴールデン街感ある。ティムシャーツイはデパートなどもありつつ、裏路地のマッサージ店も充実してて、日本の銀座/渋谷感ある。

ビュースポットのビクトリアハーバー。しょぼいと噂のシンフォニー・オブ・ライツは君の眼で確かめよう。

ジョーダン付近は屋台が充実し、深夜近くまでにぎわっている。激安、というわけではなく価格はそこそこ。

言語

  • 事前調査
    • 英語・広東語。観光地やビジネス街では英語でOKだが、ローカル店は英語が苦手で広東語の方がスムーズな場合がある様子。
  • 実際
    • 今回行ったエリアはほぼ英語大丈夫でスムーズでした。

通貨

香港ドル。2019年5月3日現在のレートは、1香港ドル = 14.16円。

支払い

  • 事前調査
    • オクトパスカード(Suica的なもの)でOK。タクシーを除く、ほぼすべての場所で使えるので、現金を持ち歩く必要はなし。ただし、オクトパスカードの購入・チャージには現金が必要なので、それだけ注意…。
  • 実際
    • 現金しか使えねーじゃねーか!…というのは言い過ぎですが、2日目の昼くらいまで行ったジョーダン付近の飯屋がすべて現金オンリーなのでビビりました。ガイドブックに掲載されている地元グルメはほぼ現金。かといって、オクトパスカードと現金のみ使えて、オクトパスカードだと割引になる場所もあり、難しい…。現金・オクトパスカード・クレジットカードの3つをバランスよく持ち歩くのがよいと思います。現金→オプトパスカードはどこでもチャージできるので、現金多めがいいかも。

空港ついたところでクレジットカードでオクトパスカードが買えます。

現金しか使えずキレそうになる

ティムシャーツイあたりのそこそこの中華やおしゃれタピオカミルクティー屋だとクレジットカード/オクトパスカード使える

移動手段

空港⇔市街地は香港エアポートエクスプレス、市街地は地下鉄のMRT。東京並みの間隔でMRTの駅があるので、タクシー利用する必要なし。オクトパスカードで支払える。また1dayパスもある。

通信

香港SIMを利用。速度は快適でした。利用したSIMはこちら↓

お得な3枚セット!【中国聯通香港】4G 中国SIM (本土31省と香港) 8日利用可能

中国(深セン)

行った場所

華強北。

日本で深センと言えばここを指すような代名詞。秋葉原の30倍と言われる電気街だが、体感的にはワンルームマンションと東京ドームくらい違う。

世界最大の電気街・華強北/お洒落エリアのOCT(華僑城)へ【香港・深セン旅 #04】|nagiko|note
中国 深圳に行ってきました(11) / 山寨の聖地 世界最大の電気街 華強北 その1 – Hardware is Hard – Medium
中国 深圳に行ってきました(12) / 山寨の聖地 世界最大の電気街 華強北 その2 – Hardware is Hard – Medium
世界最大の電気街 中国深セン華強北路で圧巻のライトアップ観光 | 中国 | LINEトラベルjp 旅行ガイド

ここに来る人の視点によって感想が違うと思うのだが、ハードウェアスタートアップに絡んでいる人、電子工作が好きな人にとっては宝の山or畏怖の対象、一般市民にとっては「商品の量や種類が多すぎて何も買えないよ!」と思ってしまう場所かな…と。スマホケースは数1000種類、GoProのパチモンは数10種類、イヤホンやUSBケーブルはそこらへんに散乱しており意味不明…。これで自分の欲しいものを正しく選ぶのは至難の業では?ヨドバシカメラのバイヤーさんの苦労が目に見えます…。

なお、商品の定価については日本と変わらないものの、値引き交渉で安くなるようす。どの程度安くなるかや、ドローンやカメラなど、高価なものが値引かれるか分かりません。

販売されている商品はスマホ&関連商品が一番多かったです。日本の先をいっている深セン、というイメージがあったのでこれは意外でした。スマートシティ的な(無人コンビニなど)取り組みが取りだたされますが、一般コンシューマーが購入する商品はそんなに変わらないみたいです。とはいえ、ドローンは日本にないものが多数販売されていました。一方、白物家電は日本の方が進んでいるように見えました(シャープの、自動的に料理作ってくれるヘルシオとかは売ってなかった)。

ここらへんは、華強北が黒モノ家電の街だからか、はたまた中国の国民のニーズがそこまで到達していないのかは分かりません。

言語

  • 事前調査
    • 中国語(北京語・普通語)が主。英語しゃべれる人はホテルなど以外は少ない。中国語覚えよう。
  • 実際
    • ゆーても英語通じるやろ、と思って行ったら全然通じなくてワロタwww 翻訳機を用意しよう

通貨

中国元。しかしWeChatPay/Alipayのおかげで使用シーンはない。

支払い

アリペイ一択でした。クレジットカードを使える場所はほぼなく、現金を受け取ってもらうのも難しいです。アリペイないと詰む。

【2019年最新まとめ】日本人がAliPay(アリペイ/支付宝)を開設する方法 – 中華ライフハック

こちらのまとめの通りアリペイをセットアップしたが、登録したクレジットカードが2枚とも使えず詰む。ツイートの通り、香港ドル→人民元にチェンジして、そこらのスタバ店員に個人間送金を依頼。

※ なお駅が広すぎ & 言葉通じず、換金所を探すだけでもめちゃくちゃ大変でした。

今度からはアリペイ & WeChatPayにどっちもチャージしよう。

2019|中国・深センというキャッシュレス都市にキャッシュのみで突撃してきた話(前編) | DevelopersIO
ポケットチェンジでWeChatPayをチャージする方法|POCKETCHANGE | たびハック

中国人以外がチャージ&決済するのはハードルが高いので、事前に中国人の人に現金渡して個人間送金してもらうのが確実化と思います。

なお見て回った限り、AlipayよりもWeChatPayの方が普及してそうな雰囲気でした(実際はどちらも使える店がほとんどなんだろうけど、ステッカーはWeChatPayだけ張ってたり)。こちらにくる前、中国人の後輩にセットアップをお願いしてもらったのですが「ワタシはAlipay派なので、こっちだけで十分よ」とAlipayしかセットアップしてなかったのでビクビクしてました。

さて、QRコード決済しか使えない深センでの体験はどんなんやろ~と楽しみにしてましたが、あまりインパクトはありませんでした。なぜなら私は普段日本でもキャッシュレスで過ごしているからです。さらに言うなら、米国ではどこでもクレジットカードが使えるので、それと同じと考えればそこまでのインパクトはない…。店側にとっては「現金撤廃が出来る」という点のインパクトは大きそうですが。

個人的にはキャッシュレス大賛成で、日本でも早くみんなが使うようになってほしいと思っています。ただ、僕個人がどう思っても世の中が動くわけではないので、見守るしかありません。ここからは僕の妄想ですが

  • 手始めに、平日昼間、都内のサラリーマン向けの店でキャッシュレスオンリーにする
  • なんとかPayのバーコード規格を統一して、JapanPayみたいに内外に分かりやすい名前を付ける
  • コンサートや球場、オリンピックの入場など、「行くしかない」イベントにQRコードの登録が必須とする

くらいですかね。日本は現金主義が多いと聞くけど、深センがこれだけ早くキャッシュレスを達成したのは、国民の意識の違いだけじゃないと思う。環境がそうなれば否が応でも使わざるを得ないので、キャッシュレス普及するんじゃないかと思います。

移動手段(香港→深セン)

  • 香港西九龍駅 → 福田駅(新幹線) → 福田駅 → 華強北駅

最近開通した新幹線に乗ってみた。新幹線に乗っている時間は13分と短いが、その他の時間がかかってしまうので、最速の移動手段というわけではない。ただ駅はきれいだし、なんとなく電車って安心感がある。

【2018年10月】深圳で完全キャッシュレス決済旅|tn1986|note

移動手段(深セン市内)

地下鉄。タクシーは使わない方が無難、とのこと…。まぁ都内並みに発達してるので、タクシー使う機会はないでしょう。

今、深センがアツい!IT産業視察リポート(前編) | 楢橋里彩のASIAN旋風・香港彩り情報

移動手段(深セン→香港)

バスを使いました。

深センから香港への越境バス ~かんたん乗車マニュアル | 広東省深圳@老板日記

新幹線もそうですが、みんな使ってるから簡単。ここが24時間通過できるイミグレってのはいいですね。

新幹線とあまり時間変わらず座れるので、こっちの方が楽かも。どちらにせよ数100円の差なのでお好みで。

通信

香港SIMを利用。速度は快適でした。

深センでは、香港のSIMカードを使っての快適な通信(壁超え)がオススメ|深セン進出サポート ブログ
中国・深セン必携リスト5|kawanet|note
【2019年版】中国滞在時のプリペイドSIM/スマホの準備【Twitter, LINE, Instagram】 – shao’s diary

なお、香港SIMであればgooglemapsやtwitterも普通に使えました。GPSもそんなにずれなかったです。予備で持って行ったソフトバンクケータイのSIMも普通に有効で、この記事の一部は深センのスタバでテザリングしながら書いてます。