新型コロナウイルス(SARS-CoV-2(2019-nCoV))の3/1状況

2020年3月11日

この機会なので、定期的に書き留めていこうかなと思う。なお過去の記録はこちら↓

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2(2019-nCoV))の現状把握と気を付けること

ここ2週間(2/15~3/1)での進捗

自分自身

前のエントリで書いた通り、電車通勤をやめて自転車通勤にしている。また在宅勤務を増やしている&スノーボードという時期的な問題で有給も使っているため、週に2日くらいしか出社はしていない。

よって、濃厚接触ではない普通の接触は以下の通り

  • 出社時:30人~40人程度(部内の人やエレベーターで会う人など)
  • 在宅勤務:おそらく5人~10人(コンビニ店員さんなど)
  • スノーボードは4,5人

まるで友達いない人みたいである。

とはいえ土日に用事で電車に乗って出かけることもあるので、いくら在宅勤務で頑張っていてもこういう事をすると台無しだなぁと思ってしまう。

休日に出歩いたり、個人的な飲み会に参加すべきか問題

学校が休みになったりコンサートが休止したりしているが、全ては感染防止のためであり、政府が強制してイベントを中止しても、その分都会で遊んでしまうと意味がない。国民一人一人が、感染症予防のために今は我慢しよう、という心構えが必要である。

んじゃなんで私は休日に電車に乗って出かけているのか?ということですが、これも本当はよくないですね。

ここら辺は本当に難しい問題だな、と思っていて、理論上、外出せずに家に引きこもる事が一番の感染症予防となるし、少しくらいコンビニ行くくらいなら、吉野家や松屋で牛丼を食べるくらいなら、と行動範囲を広げることでリスクもその分広がっていく。

難しいのは、リスクを取ってでもコンサートに行きたい、という人その人だけが感染のリスクを負うのではなく、その人が感染を広めて社会全体のリスクになる事なんですよね(コンサート参加後に14日間隔離されればOKだが)。よって、他人に対して「やめとけよ」という合理性が0とは言えないのです。

ただ、人によって行動の重要性が違うわけで、ある人はコンビニに行くよりもジムに行くことを制限されたくない、という人がいるので、そこを民衆同士で規制しあうのはもめ事の元だと思う。そこは政府に"決めてほしい"部分です。学校を休みにすることが正しいかったかは歴史が証明するのですが、政府の選択肢としてはありだと思う。

ただ、アナウンスが急すぎて準備期間がないので、今回のやり方は支持しません。

マスクなど物資問題

個人的には(前のエントリでマスクをした方がいいと書いたが)マスクをしていない。自分に風邪・せきの症状が全くないというのと、いろいろな専門家の主張から判断しマスクをしていても外からの感染には効果がないことが分かったから。また、感染したとしても軽症で済むことがほとんどで、リスクが少ないと感じるから。

これが感染したら即死とか、アメリカみたいに感染したら検査・治療で数100万だったら迷わずする。なお、家には50個くらいマスクがあります…。

トイレットペーパーなどなどについて。デマだと分かっていてもみんなが買うから買うのが合理的、という主張は正しい。それで買い物に出かけるのはいいが、売り切れていたからと言って何店舗も回ったり朝から薬局に並ぶというのは合理性がないと考える。

既報の通り、トイレットペーパーの在庫は潤沢にあり、流通の関係で現場に卸せてないだけであるため、数日我慢すれば売り場に並ぶと考えるのが正しい。少し気にしながら数日過ごすか、土日の朝から薬局に並んで消耗するか、どちらを選ぶかは個人の自由である…。まぁ日本人、行列とかお祭り好きですからね。

それなら、もっと命にかかわるようなものを確保すべきだと考える。それは食料・水・ガソリンなど。食料は、カップラーメンを確保している人もいるが、長期戦になった場合にそれだけでは辛いので、basefoodやAllInPastaなど、栄養素の高い保存食を確保するのが望ましいと思われる。

※ basefoodの保存期間は1か月程度

メンタル的な問題

コロナのニュースを見すぎて消耗している人がいるとの話ですが、正直ヒマなのか?と思ってしまう。もちろん、旅行業や教育業など、自身のビジネスに関わる場合はニュースを追って判断すべきだが、それならばテレビのニュースではなく数字付きのレポートをチェックして同僚とディスカッションすべきだし、無関係ならなおさらニュースを追う意味がない。

自分は、このブログのように定期的に自分で考えたことをアウトプットして考えをまとめて軸にしているので、外部からの情報があっても素直に受け取ることはないが、自分でしっかり考えていない人の場合、ニュースに踊らされて右往左往してしまうのかなと思ってしまう。

まぁテレビのニュースをエンタメとして消化できる人はニュースを見て楽しめばいいし、真剣に捉えて自分の軸がぶれてしまう場合、ニュースを見ないか、自分でしっかり考える必要があると思う。

少なくとも現時点では、コロナウイルスに感染しようと思って、マスクなし消毒なし新宿駅をあちこち触りまくっても感染しないくらいには国内の感染者は少ない(潜伏を考慮して感染者が10倍としても東京都に470人しかいない)ので、そういう心配は薄いと思う。

いつ収束するのか問題

それはそうと、いつこの騒ぎが収束するのかなぁ、という興味はあるので、日次の感染者レポートはチェックしている。

余裕があればWHOのレポートや論文も読みたいところだが、残念ながらコロナによって全く仕事が減っておらずむしろ年度末の忙しさヤバめなので、要約解説を読んで終わっている。

人数だけでいうと、中国では減少傾向、日本やイタリア、イラン、韓国は増加傾向にある。ただ、中国が減少傾向にあるのは厳しい移動制限のおかげだったりするので、日本で減少傾向にするまでここまでの事をしないといけない、というならそれはそれで大変。例えば公共交通機関を止めたり、スーパーやデパートを営業停止にするとか?

世の中が変わるのか問題

今後、感染者が増加するのか減少するのか分からないけど、どちらにせよこの先1ヶ月くらいは「なるべく出歩かないでおこう」という心理は働きそう。特に学校禁止、出勤はリモート、となった時の社会の変化は大きいはず。

かくいううちの会社も来週から2週間は少なくともリモートor時差通勤となる。個人的にはリモート勤務を多用しているので問題はないが、全員がリモートで仕事をする、というのは新しい試みなので楽しみである。

少なくとも会議については、リモートの場合、対面よりもアジェンダを事前に共有する事が重要とか、デジタルホワイトボードが欲しいよね、とか「あ、こういうのが必要だな」と初めてわかることが増えてきて、それが世の中のコンセンサスになった場合に、新しいビジネスモデルが生まれると思う。