ケイドロに似たゲーム"じらこ"について

2024年4月3日

いつか書こうと思ってたけど、僕が小学生の時にめちゃメジャーだった「じらこ」という遊び。ドッジボールより人気だったのにうちの小学校ローカルだったのか、中学で一緒になった別小学校の子は知らず、今までに会った友達も知らず、google検索しても引っかからずで、じつは「じらこ」なんてゲームはなく俺の記憶が改ざんされてるのかも?と思いつつ。

じらこのルールについて

簡単に言うとケイドロのチーム戦+役割追加。

  1. 参加者は2チームに別れそれぞれ陣地を決める。アスレチックとか木とか。グラウンドに丸書いてもいい。自陣地に触れている場合は無敵で捕まらない。
  2. チーム内で一人「元帥(げんすい)」を決める。残りは「後ろ」と「横」のどちらかになる。「後ろ」と「横」の割り振りは自由。ちなみにうちの小学校では赤白帽を使って色でチーム分け、つばの向きでそれぞれの役割を分けてました。
  3. 「元帥」は「横」を捕まえられる。「横」は「後ろ」。「後ろ」は「元帥」という三すくみ。※原則、捕まえるにはタッチするだけでよい。
  4. 「元帥」が捕まれば負け。相手チームの「元帥」を捕まえれば勝ち。
  5. 「横」と「後ろ」は捕まると相手陣地に連れて行かれる。まだ生きてる味方がタッチしてくれれば開放される。なので、捕まった味方同士で手をつないで相手陣地から助けを求めるのがセオリー。※「だるまさんが転んだ」で捕まった人達みたいなイメージ。
  6. 同じ役割同士がタッチすると「でっぱり」となり、一度自陣地に帰るまで捕まったり捕まえられたりできない。

戦略

例えば「元帥」を捕まえるために「後ろ」を増やすとする。すると「元帥」を捕まえるコマは増えるけど、「元帥」を捕まえられなければ「横」に捕まえられジリ貧になる。というか「元帥」の周りを「横」で囲って近づかせないのが基本なので、「後ろ」だけではどうやっても「元帥」を捕まえられない。

そこで「横」で相手の「横」と「でっぱり」して元帥の守りを剥いだ後、「後ろ」で攻め込むことになる。あるいは「元帥」が動き回って「横」を捕まえてもいいが、「横」の守りを解くため(※)「後ろ」に捕えられるリスクが高くなる。

※「元帥」に捕まりそうになれば、相手チームの「横」とわざと接触し「でっぱり」状態に持っていく事で逃れられる。よって「元帥」が「横」を捕まえるためには単独行動するしかない。

ここまでで分かるとおり「横」は捕まりにくい。相手の「元帥」の位置さえ把握しておけば捕まらない。そして「後ろ」は捕まりやすい(「横」は捕まる事を恐れず自由に動けるため)。よって、女の子は「横」になり「元帥」を守ったり協力して「後ろ」を捕まえたり。男の子は「後ろ」になって「横」のすきまを縫って「元帥」を捕まえヒーローになる(ことを狙う)。男の子も女の子も一緒に楽しめる、バランスの取れたゲームです。

「でっぱり」システム

「自陣地に戻るまで何もできない」から守り側ほど強くなるシステム。例えば、捕まった味方を助けよう!と相手陣地に攻め入った場合、「でっぱり合戦」で分があるのは相手側。「でっぱり」された場合、自分は離れた陣地まで戻らないといけないのに、相手はすぐに復活できますから。

実際の流れ

横:後ろ=6:4くらいにするのが基本だったかな。ただそれぞれやりたい役割があるから割合は毎回変わる。元帥は足の速い男の子だけど、たまに「どっちのチームも女の子」と決めてやったりしましたね。そういう時は足の速い男の子が「横」になって「元帥」の守りを厚くする感じで。

「元帥」さえタッチすればOKなので、「後ろ」はバクチ狙いで特攻したりしました。「横」が女の子ばかりだとやっぱり視野が狭く、例え「元帥」を守ってても間隙抜かれてタッチされたりしてましたね。

「後ろ」が少なくなると俄然不利になる。というのは、元帥が自由に動ける→足の遅い子が多い「横」が次々に捕まるから。というか、「後ろ」が全滅して「元帥」と「横」だけになり「後ろ」を助けに行くしかないんだけど、守り側有利だし相手「元帥」に「横」が次々捕まえられるし、でジリ貧てのも結構ありました。

そんな時のために救出役として「横」に1人だけ足速い奴を置いとくのがセオリー。

…というゲームを小学生の時やってたんですけどね。

このじらこが面白すぎてケイドロというのを中学まで知らなかったし、「じらこに比べれば単純でつまらないゲームだな」と今でも思ってます。「じらこ」は最低16,7人以上いないと楽しくないけどね。隣町の小学校も知らなかったくらいだからほんとレアゲーなんだろうなぁ。他にやってた人いたら情報求む。いやマジで。

(2009/8/28 18:24)

説明不足というか、面白みが想像しづらいと思ったので補足。

うちの小学校のグラウンドは100m×50mくらいと広く、お互いの陣地はグラウンドの両端に作るようにしてました。グラウンドの真ん中では他のクラスがドッジボールや違う遊びをしているので、その中に紛れたり逆にグラウンドの端をダッシュしたりと、相手陣地に近づくルートは複数ありました。

ルートに加えて布陣も工夫があります。例えば「横」2人+「後ろ」1人で相手「元帥」を狙うとか。ただ、固まって行動していると遠くから見てすぐにそれだと分かるので、足の速い「後ろ」が単独で近づく場合もありました。

捕まった味方を助けるときは、相手に気づかれずに敵陣営に近づく必要があります。なので体育館の裏回ったり靴脱いで校舎の中通ったりと工夫してました。この単独行動に一番向いてるのは「横」。だって「元帥」以外なら悪くて相打ちですから。

陣地はアスレチック全体とかプレハブの体育倉庫とか、360度回ると5m~10Mの大きさがあり死角が発生するものを設定していました。これで守備側もただ守り番をするだけじゃなく周りを見渡さないといけないし、捕まってる側も守備側が手薄な方に回って助けを求めるとか工夫の余地が出てきます。

(2024/4/3 追記) すいません、このブログはスパム対策のためにコメントを承認制にしていますが、承認者の私自身がコメントに気づかないことが多く、承認が数日~数10日遅れる場合があります。内容に問題ないコメントであれば必ず承認しますので、気長にお待ちください…。