引越し前の準備として「家を借りたくなったら」を読んだ感想。

家を借りたくなったら
長谷川 高
WAVE出版
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結論。**引越し未経験者には重過ぎるし、引越し経験者には冗長すぎる部分が多いと思った。**
俺は最初の引越しなんて勢いで決めて、住んでみてからいい所悪い所がだんだん分かって次に繋げるものだと思ってる。この本を読んであれやこれや気にしても、完璧な物件なんてなかなか見つからず、結果引っ越す意欲が落ちちゃうんじゃないかなぁと思う。まぁコンビニによく置いてる「この春からルームシェア!」とか「わくわく☆トーキョーライフ」とか**東京暮らしを幻想化している本**に比べりゃ現実的な事が書いてあるけど…。
確かにこの本には引越しの時に気をつけるポイントが細かにかいてあるけど、一度も引っ越したことない人がそれを参考にできるかは微妙。だって自分が何を重視する人間なのか、本当の意味で分かってないから。例えば西向きの部屋でも意外と気にならなかったり、ユニットバスでも大丈夫だったり、隣人がうるさくてもあまり気にしないかもしれない。その逆もあり。
自分をちゃんと分析して必要な情報を取捨選択できるならいいけど、この本の通りにやろうとして「ああ、引越し前にはこんなに気をつけないといけないんだ…。大変だな…。」と思ってしまうと悲しいな。
で、引越し経験者の僕視点から評価させてもらうと「それは知ってるよ」って情報が多い。何度か引越しするとその度に不動産情報を調べ、自分で失敗したり他人の失敗を聞いたりしたりで知識がつく。そういった知識を書いてるのがこの本なので目新しい情報はなかったです。
ちなみにこの本では「いい物件を見つけるには地道に調べるしかない」と結論付けられてます。正直なのは嬉しいけど、本を読んでも無駄だよ、自分で探しなよ、と言われているようでなんとも皮肉。